向後の7日株:「暴落相場の赤札銘柄は買い」3役好転間近!業績モメンタム良好な化学株(406X)
7日以内に株価が沸騰しそうな株を毎日1銘柄ズバリ! 業績サプライズ系、株価出遅れ系、さらに思惑系も…さあ、チェック!!

日本カ−バイド(4064)が今日の注目銘柄!

「暴落相場の赤札銘柄は買い」の相場格言を想起し、値動き良好な同社に注目します。
1935年の創業当初より、同社の基幹技術は、カーバイドを原料としたアセチレン誘導工業です。従業員数4000人を数え、世界11か国で事業を展開、その事業領域は、化成品関連、フィルム・シート、電子材料、建材関連、エンジニアリング分野へと拡がり、更に最先端技術分野へと果敢にチャレンジを続けています。

化成品事業部においては、さまざまな最先端技術をサポートする化学品である、医農薬原料や電子材料用原料などを提供しています。機能樹脂事業部においては、一般ラベル用から医療、光学・電子材料向け、紙・フィルム・金属のコーティング剤や繊維加工、塗料など幅広い用途に使用される接着製品などを製造・販売しています。

業績モメンタムは良好で、14年3月期通期連結業績は、売上高は540億円(前期比、6.3%増)、営業利益は23億円(同、112.8%増)、経常利益は21億円(同、88.7%)当期純利益は10億円(同、114.5%)と増収・大幅増益の見込みです。

13年度を初年度とする3ヶ年計画の中期経営プラン“ACTIVE−2015”では、(1)全ての事業部門で成長戦略を構築し、年度毎の進捗を確認する、(2)研究開発部門のシナジーの最大化と成果の加速を行う、(3)光学製品事業を当社グループのひとつの柱となる事業に育てる、(4)海外事業の収益性見直しと収益事業の拡大を図る、(5)国内関係会社の役割機能の見直しと収益力の強化を目指す、ことを重点施策として、15年度の売上高は650億円以上、経常利益は60億円以上、フリー・キャッシュ・フロー60億円(3年間)、有利子負債残高170億円以下を目指すとのことです。

日足チャートの一目均衡表をみると、転換線(7日現在、476円)が基準線(同、467円)を上抜く「均衡表の好転」に加え、「遅行スパンの好転」も実現し、「2役好転」を果たしています。上方にある雲は、下限(同、493円)から上限(同、503円)までの値幅は狭く、ブレイクするのは容易であるとの認識です。雲を上抜けることができれば、「3役好転」を達成し、上昇トレンドが明確になるとみています。
なお、週足チャートでは、26週移動平均線(同、407円)がサポートして機能しており、全体相場が急落する中で、特筆するべき中期上昇トレンドを描いていると評価しています。13年4月9日の630円を上抜ければ、スケールの大きな相場に育つともみています。

向後はるみ(HARUMI KOUGO)
黒岩アセットマネジメント

金融・経済を日々研究し、タイムリーな銘柄情報に定評がある。投信、先物、FXなど金融商品の仕組みにも詳しい。テクニカルアナリスト、ファイナンシャルプランナー。