今月15日より、ブラジルではコンフェデレーションズカップが開催される。日本代表は、ブラジル、メキシコ、イタリアという世界有数の強豪国と同じグループに入り、真価が問われる戦いとなる。

そんな折、フジテレビ「すぽると!」(7日深夜放送分)では、日本代表の右サイドバックで、ブンデスリーガ・シャルケに所属する内田篤人に行ったインタビューの模様を伝えた。

「シャルケで話をするんですよ。“コンフェデでブラジルとかイタリアとやる”って。(チームメイトから)“ノーチャンスだな”みたいなことを言われる。“お前ら何点獲られるんだ?”みたいなこと言ってたけど」という内田。チームメイトの反応について、言葉を続けると、「“日本代表誰出てんだ?”みたいなことを言うじゃないですか。“岡崎でしょ。香川でしょ。清武。乾”。大体ドイツでやってんですよ。“長谷部でしょ”って。そしたら、大体“あぁ”みたいな反応なんですよ。だから、いまいち(日本は)強いと思われていない」と苦笑い。

それでも、世界トップのナショナルチーム、世界トップのスタープレーヤーとの対戦に、内田は「あまりビビってる感じはない。強いチーム、国とやれば、そういう選手、エースは絶対いますからね」とキッパリ。また、「謙虚になり過ぎない。相手が相手だからっていう、変に思わずに。ホームでブラジルが日本とやるなら、プレッシャー掛かるのは向こうですからね。まあ、僕らはある意味、失うモノは向こうより少ないから思いっ切りやりたい」と決意を述べた。

さらに、初戦で対戦するブラジルのエース=ネイマールについては、「(以前の対戦では)結構、前半だけでしたけど、バチバチやってたんで。向こうもきましたし。何回も削りましたし、削られましたけど、ああいうのも楽しみにしながら。前向かせたらスピードはあるし、僕らがボールとられたら、中盤からいいボールも出てきますし、ゴールも一発狙ってるし、ホームでイケイケになったらなかなか抑えるのは難しい」と警戒しつつ、「その中でも最低限のことは、身体寄せるなら寄せる、シュートコースを減らすなら減らすとか。しっかりマークしなきゃいけない相手。そんな予想以上に腰が引ける必要はないと思います」と意気込んでみせた。