三池崇史監督、米進出か?

写真拡大

海外でも高い評価を受けている三池崇史監督が、アメリカ映画に初挑戦する可能性が出てきた。第二次世界大戦後の日本を舞台にしたヤクザ映画「ジ・アウトサイダー(The Outsider)」でメガホンをとる交渉が進められていると、米Deadlineが報じた。

主演は「ダークナイト ライジング」のトム・ハーディが務め、2014年初頭に日本で撮影が行われる予定だ。捕虜となったアメリカ人兵士が、戦後日本のやくざ社会で頭角を現していく姿を描く。本作のプロデューサー、ジョン・リンソンのアイデアをもとに、新鋭アンドリュー・ボールドウィンが執筆した脚本は、ハリウッド業界人が選ぶ製作前の優秀脚本「ザ・ブラックリスト」2011年版で53票(第4位)を獲得した。

製作は、米リンソン・エンタテインメントと米シルバー・ピクチャーズ。前者からリンソンと父親のアート・リンソン(「ファイト・クラブ」)、後者からは「マトリックス」シリーズのジョエル・シルバーほか、アンドリュー・ローナとスティーブ・リチャーズがプロデューサーとして参加する。当初は、米ワーナー・ブラザースが出資する予定だったが、現在は独自の資金調達が行われているという。

Vシネマ出身の三池監督は1995年に初めての劇場映画を発表して以来、20年足らずで約60本のメガホンをとってきた。バイオレンスな描写を得意とし、初期の作品には裏社会を舞台にしたものが多い。2007年の監督作「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」は全編英語で製作。今年4月に公開された「藁の楯 わらのたて」は、第66回カンヌ映画祭のコンペティション部門に出品され、主演の大沢たかおと松嶋菜々子とともに現地入りを果たした。

■関連記事
「藁の楯」カンヌでの拍手に三池監督、大沢たかお、松嶋菜々子が感無量
大沢たかお&松嶋菜々子&三池監督、カンヌのレッドカーペットで3ショット実現
三池崇史監督、いざカンヌへ! 泰然自若の構え
市川海老蔵、初の現代劇映画に挑戦!三池監督が新機軸で描く「四谷怪談」に主演
三池崇史監督、最新作をAKB大島優子に「大好き」と言わせたい!