印南貴史監督、山岸一雄、勝俣州和
 - ほか、山岸の弟子たち

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 8日、「ラーメンの神様」と称される「東池袋大勝軒」店主・山岸一雄のリアルな姿を追ったドキュメンタリー映画『ラーメンより大切なもの〜東池袋 大勝軒 50年の秘密〜』初日舞台あいさつが東京・シネマサンシャイン池袋にて行われ、芸能界一のラーメン好きタレント・勝俣州和が祝福に駆け付けた。この日はほかに、山岸と印南貴史監督が登壇した。


 本作は、かつてフジテレビのドキュメンタリー番組「ザ・ノンフィクション」で3回放送され、多大な反響があった映像を再編集し、映画化した。この第1回目の放送を見た勝俣は、「どうしても山岸さんに会いたいと思って、当時の彼女、今の奥さんと食べに行きました」と昔のエピソードを披露。それを聞いた山岸は、当時を振り返るようにうれしそうに目を細めた。


 そんな山岸の姿を、12年間ずっと追ってきた印南監督。山岸に「(監督は)しつこいんだよね」と笑いながら評されるも、印南監督は山岸を「取材対象の枠を超えて、山岸さんは特別な存在」といい、お互いの絆の深さを示した。そして監督は、「ドキュメンタリーなんですけど、大きな事件があるわけでもない。ただ人の心をずっと追い掛けて12年間やってきて、映画になった」と明かす。「ラーメンを好きな方はもちろんなんですけど、大切にしている人がいるとか、たくさんの人に、少しでも幸せを分けてあげられるような映画になっていると思います」と語った。


 最後に山岸が、「私のラーメン人生50年の歴史がしっかりと詰まっている映画です。皆様に少しでも楽しく観ていただければ幸いです」とあいさつ。すると客席からは温かな拍手が送られ、山岸はいつまでも穏やかな笑みを浮かべていた。(取材・文:藤井郁)


映画『ラーメンより大切なもの〜東池袋 大勝軒 50年の秘密〜』は公開中