“奇跡のリンゴ”にかぶりつく阿部サダヲと笑顔で見守る菅野美穂

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不可能と言われたりんごの無農薬栽培に取り組んだ夫婦の11年にわたる軌跡を描いた「奇跡のリンゴ」が6月8日、全国305スクリーンで公開された。主演の阿部サダヲ、菅野美穂、池内博之、子役の畠山紬ちゃん、渡邉空美ちゃん、小泉颯野ちゃん、中村義洋監督は、東京・有楽町のTOHOシネマズ日劇2で舞台挨拶に立った。

NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」制作班が監修した「奇跡のリンゴ 『絶対不可能』を覆した農家・木村秋則の記録」(石川拓治著/幻冬舎文庫刊)が原作。妻の体調不良をきっかけに、りんごの無農薬栽培に取り組んだ木村秋則さんと家族の軌跡に迫った秀作だ。

阿部は撮影中からプロモーション期間も含め、ただひとり“奇跡のリンゴ”を食べずに初日を迎えた。映画の大ヒットに向けて願掛けの意味もあったという。それだけに、この日は登壇者全員にりんごが配られると感無量の面持ち。次女役の空美ちゃんの「食べねばダメだよ、お父さん」という後押しを受け、口いっぱいにほお張ると「うんめえ〜!」と絶叫した。

メガホンをとった中村監督は、「感無量です。きょうの感無量は、本当の感無量。新人監督みたいな気持ちです」と客席に頭を下げた。さらに、「木村さんの11年には及ばないけれど、僕らも3〜4年かけて作ってきた。まさかAKB48の総選挙の日にぶつかるとは……」とこぼし、場内の喝さいを浴びていた。

妻役の菅野は、阿部に対し「今日で終わりだね。ありがとうございました。長生きしてね」と語りかけた。阿部が「どういうこと?」とツッコミを入れると、「お客さまが見てくれれば、阿部さんの次の作品につながるでしょう? 『謝罪の王様』も見るからね! 売れているねえ」と内助の功を発揮していた。

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