『奇跡のリンゴ』の初日に登壇した阿部サダヲと菅野美穂

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不可能と言われたリンゴの無農薬栽培を足掛け11年で成功させた実話の映画化『奇跡のリンゴ』の初日舞台挨拶が、6月8日にTOHOシネマズ日劇2で開催。阿部サダヲ菅野美穂らが登壇した。妻役の菅野は、阿部に「長生きしてください。みなさん、阿部さんの映画を見てください。それが阿部さんへの投票になります」と、本日のAKB48の総選挙にかけて呼びかけると、阿部は「嬉しいな」と言いながら「僕はみなさんの応援がないと死んでしまうらしい」と苦笑いし、会場は爆笑の渦となった。

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登壇したのは、阿部、菅野、池内博之、子役の畠山紬、渡邉空美、小泉颯野、中村義洋監督の7名。阿部は、無農薬栽培を成功させた木村秋則について「一生懸命苦労して作ったリンゴを、歯がないから食べられない、めちゃくちゃな人。すりおろさないと食べられないって」と会場を笑わせた後、リンゴ作りの苦労を疑似体験した感想について「無理ですよ。笑わない日があったり、陰口をたたかれたり。1日経験しただけでも相当辛かった」と振り返った。

菅野は、阿部のシャイな素顔にふれ「もしかしたら、木村さんの奥さんに似てるかも。内気さとか、目を合わせられない感じとか。奥様も本当に優しくて内気な方でした」と言った後、「本当に現場で暗くて。パパ、暗かったよね?」と登壇した子役に尋ねると、子役たちも「暗かった!」と声を揃え、阿部はまたまた苦笑い。

監督は『ゴールデンスランバー』(10)、『チーム・バチスタの栄光』(08)などの中村義洋。中村監督は「今回の感無量は本当の感無量みたいな感じで。久しぶりに新人監督みたいな気持ちでいます」と本作への熱い思いを口にした。最後に、実際の奇跡のリンゴで乾杯することに。本日、初めて奇跡のリンゴを口にした阿部は「うんめええ!」と感嘆の雄叫びを上げた。

無農薬栽培のリンゴ作りの秘話はもちろん、阿部サダヲと菅野美穂が織りなす夫婦愛や、子供たちとの家族の絆が心を揺さぶる『奇跡のリンゴ』。ハンカチ持参で劇場へ足を運びたい。【取材・文/山崎伸子】