阿部サダヲへの一票を呼び掛けた菅野美穂

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 8日、女優の菅野美穂が、TOHOシネマズ日劇にて行なわれた映画『奇跡のリンゴ』初日舞台あいさつに登壇し、「阿部さんはとてもいい役者さんなので、長生きしてもっといろいろな作品に出て活躍してほしい。今日は投票の日ですが、この映画を応援してください。それが阿部さんへの投票になります」とこの日行なわれる「第5回AKB48選抜総選挙」に絡めながら、作品をアピールした。本舞台あいさつには阿部サダヲ、池内博之、子役の畠山紬、渡邉空美、小泉颯野、そして中村義洋監督も出席した。


 「阿部さんは、一緒にいても、わたしに目を合わせてくれないぐらい内気でシャイ、現場ではとても暗いんです」と阿部の普段の様子を明かした菅野は続けて、「見たことがない顔をたくさん持っているとても尊敬できる役者さんですし、一緒にプロモーション活動をしていて、取材の受け方とか、演技以外でも尊敬できます。偉い子だねぇ〜」とその人間性には太鼓判を押す。


 そんな菅野に「母さんって呼んでいい?」と照れ笑いを浮かべる阿部だったが「いろいろな作品で出させてもらっていますが、最後、リンゴの木に向かって『ありがとう』と言うシーンでは、自分で演じていて(モデルとなった木村秋則さんの努力が報われて)良かったなって泣いてしまいました」と役柄に強く感情移入してしまった撮影を振り返った。


 中村監督も本作には思い入れが強いらしく、「木村さんの11年間にはかないませんが、3〜4年かけて出来上がった作品。初監督作品のような気持ち、感無量です。だんだん強い映画になっていく実感がありました」とコメント。その一方では「ただ、よりによって初日がAKBの総選挙の日なんて……」と苦笑いを浮かべていたが、そこで菅野が「今日で『奇跡のリンゴ』(のプロモーション活動は)終わりですが、応援してください」と機転を利かせ、本作への一票を呼び掛けていた。


 本作は、無農薬でのリンゴ栽培を世界で初めて成功させた木村秋則さんの11年間を題材にしたノンフィクションを、映画『ゴールデンスランバー』の中村義洋監督が映画化。困難に立ち向かう男と、それを献身的に支えた妻や子供たちの壮絶な日々を描いた感動作。(磯部正和)


映画『奇跡のリンゴ』は全国東宝系にて公開中