(C) GRAVIER PRODUCTIONS,INC.photo by Philippe Antonello

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6月といえば、梅雨のシーズン。デートもインドアで楽しもうと映画館に行く機会が増えるカップルも多いのでは?
そんな時期にぴったり、キラキラしたローマの太陽を感じながら、ユーモアたっぷり男女ともに楽しめるラブストーリーが本日8日から公開になる。
タイトルは『ローマでアモーレ』。”アモーレ”とはご存知”愛”のこと。
本作では、様々な恋愛のみならず、仕事への愛、歌うことへの愛が描かれその予想もつかないストーリーは私たちを驚かせ楽しませてくれる。
まずは物語から。

ストーリー


主な登場人物は以下のとおり。
1. まるで映画のように旅先で出会い婚約を果たしたヘイリーとミケランジェロ、そしてそれぞれの父親元オペラ演出家ジェリーとテノール歌手顔負けの声を持つジャンカルロ
2. 田舎育ちの純朴な新婚カップルと娼婦アンナ
3. ジャックとサリーのカップルに、サリーの親モニカと有名な建築士ジョン
4. ふつーのサラリーマンなのに突然有名になってしまう中年男レオポルド。
それぞれの物語が同時進行するのだが、彼らに思いもよらない出来事が降りかかり一体どんな結末を迎えるのか予測不可能。とにかく彼らのハッピーエンドを祈るのみ(笑)。

手がけたのはオスカー監督、ウディ・アレン。


本作を手がけたのは、これまでNYを舞台に数々のラブストーリーを描き、近年はヨーロッパを舞台に旬な女優陣をヒロインに、一筋縄ではいかない唯一無二のラブストーリーを届けてくれているウディ・アレン監督。昨年の『ミッドナイト・イン・パリ」が日本でも大ヒット、アカデミー脚本賞を受賞したのでご存知の方も多いかもしれないが、アレン監督の作品は常にウィットに富み現代社会への風刺がたっぷりと盛り込まれているので、特に大人の女性はそのセリフの数々にぐっと来たり思わず噴出してしまうかも!?

豪華な実力俳優たちの競演


その作品の面白さと、新たな一面を引き出してくれることからウディ・アレン監督の作品に出演したい! という俳優たちが後を立たないのは有名な話。今回も実力派のキャスト陣が終結した。
近年には『ロック・オブ・エイジズ』にも出演していたアレック・ボールドウィン、『ライフ・イズ・ビューティフル』のロベルト・ベニーニ、セクシーダイナマイト(ちょっと古いフレーズ……)とはこの事かというくらい爆弾級の色気で迫ってくるペネロペ・クルス、『ソーシャル・ネットワーク』で一躍有名になったジェシー・アイゼンバーグや『JUNO/ジュノ』のエレン・ペイジなど個性豊かな面々がそれぞれの魅力を発揮している。
普通、これだけのキャストが登場すると、誰かのパートだけ中途半端になったりしがちなのに、そんなことは皆無! なのがアレン監督のすごさ。
(ちなみに監督ご自身も6年ぶりに出演、かなり笑わせてくれる。)

ローマでデートした気分に!?


キャスティングに加えて本作の見どころのひとつ、それはローマの美しい街並みを堪能できるところ。たとえば、昔のローマの面影がそのまま残っていて今では観光と結びつき、下町情緒あふれる地域として親しまれて
いるトラステヴェレ、1970年代に復元された帝政時代の貴重な遺跡のひとつ、アラ・パチス、多数の小建築やシエナ広場馬場、動物園などが整備され、現在もローマの人々の憩いの場となっているボルケーゼ公園(←本当にステキ!)等々、挙げるとキリがないほど、うっとりなローマのオンパレード。ちょっとした旅気分を味わうことができる。

さいごに


本作は見終わった後に、ローマの名所や建築物、また様々な人間関係等々、誰かと話したくなる要素がいっぱい。
特に、彼女の親友を好きになってしまうジャックとモニカの関係は男女で感想が違うかも!?
というのもモニカ(エレン・ペイジ)が親友の彼氏とわかっておきながらなかなか思わせぶりな態度をとるのですよ。それが確信犯なのか、何も考えずにやっているのかわからない感じのギリギリのラインで……(確実に小悪魔、笑)。そんな彼らのセリフや態度について色々話してみるとお互いの恋愛観もわかって、絆が深まる(或いは……怖)。
ぜひ様々な視点で本作を楽しんで。
(mic)