高金利で個人投資家に人気の豪ドルだが、実は変動率が高く、長期保有には注意が必要!

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 昨年末から急激な円安が進行していた為替市場だが、5月23日以降は激しく乱高下を繰り返し、一時は1米ドル=98円台に突入した場面もあった。一時は1米ドル=100円を回復したものの、6月7日の米・雇用統計の結果次第では、再度大きく円高に傾く可能性も高い。

 実は為替の1日の変動率は株と比較すると決して大きくないのだが、為替に投資するFX(外国為替証拠金取引)では証拠金の最大25倍のレバレッジをかけられるため、投資資金に対して損益の変動が大きくなる傾向がある。

 つまり、レバレッジがかけられて少額から取引可能というFXの長所は、短期の投資では威力を発揮するが、長期投資では弱点にもなりえるのだ。

高金利で人気の豪ドル/円は為替変動率が高い!

 もちろん、外貨預金のようにレバレッジをかけずに豪ドルやニュージーランドドルなどの高金利通貨に投資することで、長期投資することも可能だが、世界的な低金利が進む中、豪ドルに投資しても年利2.65%しか期待できない。しかも、為替の変動リスクを考えれば、とても安心して長期投資できる対象ではない。

 例えば、豪ドル/円の過去4年間の変動率を見てみよう。


 豪ドル/円の場合、4年間で40%も変動している。つまり、レバレッジをかけなくても40%の損失を被ってしまう危険性があり、年利2.65%を稼ぐにはあまりにリスクが高いと言える。1年ごとに見ても20%前後は変動しているので、長期投資に向いているとは言いがたい。もちろん、過去4年だけを見れば大きな為替差益が取れているのだが、もし、為替が逆に動いていたら……。

 しかし、実はある程度のレバレッジをかけても、為替変動リスクを抑えることで、年利4〜6%を達成する方法がある。それが分散投資によって、ほったらかしでスワップ金利を得る投資手法だ。

分散投資すれば低リスクで年利5%での運用も可能に!

 実際に、異なる通貨に分散投資した際の変動率の違いを見てみよう。

 例えば、豪ドル/円と「ある通貨ペア」に同じ金額を投資した場合、過去4年間の変動率は10%程度に低下する。

 この為替変動リスクを抑える分散投資をすることでレバレッジをかけることも可能になるので、投資資金20万円でほったらかしでも年間想定スワップ金利受取額が約8500円、年利4.85%というポジションを構築することが可能になるのだ!

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