インテルのワルテル・マッツァーリ新監督が6日に就任会見に臨んだ。同監督は選手たちに「仕事」や「犠牲」を求めている。

「秘訣は知らない。私は仕事という文化を持ち込む。私は常にルールに従い、互いに敬意を持つことでやってきた。成功は細部をケアすることで手に入る。仕事をし、大きな犠牲を払うことで手に入れられるんだ。今のサッカーでは、心身ともにしっかりと準備することが必要なんだよ。私にとって練習は神聖なものだ。よほど深刻な理由がない限り、欠席することはあり得ない。ほかの人より走り、早くボールにたどり着くんだ。そうじゃなければ、試合には勝てない。キャンプ最初の15日は2部練習をしたい。犠牲に、仕事に、苦労に耐えられるようにしたいんだ」

インテルのサポーターはすぐにスクデットを夢見ることができるのだろうか。それとも、徐々に成長していくのだろうか。

「私はサイクルやプロジェクトという言葉が一定のところまで好きだ。インテルには競争力を取り戻す義務がある。争う義務がね。すぐに結果を出さなければいけない。そして、結果に応じてサイクルを築いていくんだ。去年のことについては話したくない。ここで仕事した人のことに首を突っ込みたくないし、敬意を払いたい。何があったか知らないからね。だが、このチームはホームで勝利を取り戻さなければいけない。インテルファンは堅固なチームを見たいんだ」

「自信という点に大きく働きかける必要があると思う。昨季のことを考えればね。選手たちを守り、おそらくは少し失っている自信を取り戻させなければいけない。私は指揮を執り、クラブが用意する選手たちからベストを引き出そうとする。会長はインテルを率いるのはほかと異なると言っている? 会長がそう言っているなら、私もそれを理解することになるだろう。だが、ナポリで4年指揮し、どこでもやれると思っているよ。自分がインテルを率いるのに適していると信じている」

補強について話すことは望んでいない。ただし、いろいろな動きをすることは認めている。

「キャンプには22人がいてほしい。2つのポジションをこなせ、もっと若い選手たちと仕事をする。補強についてメディアと話すことはしたくない。クラブと話す。とにかく、キャンプにいる選手たちはインテルに残ると思うよ。私にはすべての選手を評価する義務がある。昨日、我々はそれをするために、そして何ができるかを評価するために、夜中の0時まで仕事した。そしてそれを続ける」

マッツァーリ監督の最初の仕事は、キャンプを延長してフレンドリーマッチをいくつかキャンセルすることだった。

「私とスタッフは、15日間2部練習をすることが重要だと考えている。チームが疲労に慣れるようにするためにね。だから、夏の予定についてはいくつか変更をした」