ラジオドラマに初挑戦する妻夫木聡

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東宝の川村元気プロデューサーが初めて手がけた小説「世界から猫が消えたなら」がNHK-FMでラジオドラマ化されることになり、俳優の妻夫木聡が主演を務めることが決まった。

妻夫木が演じるのは、地方都市で郵便配達員として働く30歳の僕と、全く同じ容姿をもつ悪魔。ラジオドラマ初挑戦で、いきなり1人2役となるが「声と音だけで物語の世界を表現するということは、面白そうだなと思いました」と意欲満々だ。さらに、「長く続いている伝統ある番組なので、どこまで出来るか分かりませんが、聞いてもらう方にも、原作の良さをなくさないよう作品の情景が浮かぶように表現できたらと思います」とコメントを寄せている。

「電車男」「告白」「悪人」などのプロデュースで知られる川村氏は、作家デビュー作となる同名作を2012年に発表。13年本屋大賞では、8位に選出された話題作だ。ネコと暮らす“僕”は、ある日突然に余命宣告され、絶望的な気分で帰宅すると自分と全く同じ姿をした男が待っていた。その男の正体は悪魔で、「世界から何か1つ消すごとに、あなたの命を1日延ばしてあげましょう」という奇妙な取引を持ちかけられる。

NHKの倉崎憲ディレクターは、原作を読んだときから映像よりもラジオ向きだと感じたそうで「読み終えた瞬間、主人公の“僕”役には妻夫木聡さんが真っ先に頭に浮かびました。映画でもテレビドラマでもCMでも舞台でも出来ないことを、妻夫木さんとやってみたいと思いました」とキャスティングにいたった経緯を説明している。

なお、ヒロインには貫地谷しほりが扮する。音楽は世武裕子、脚色は原田裕文が担当する。「世界から猫が消えたなら」は、NHK-FMで7月20日午後10時〜午後10時55分放送。

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