しっぽが短い猫がお尻を小刻みにふるふる震わせる理由

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猫といえば長い尻尾が特徴的ですが、生まれつき尻尾の短い猫も存在します。今回はそんな尻尾の短い猫の感情表現についてご紹介しましょう。

■猫の尻尾は気持ちを表すバロメーター

猫の尻尾は動きによって感情を読み取ることが可能です。高く垂直に持ち上げているときはうれしさや甘えのサイン、ブンブンと激しく振っているときは怒りのサイン、大きく膨らんでいるときは驚きのサイン、ゆらゆらと振っているときは何かを考えているか、リラックスしているサインです。

ただし、尻尾が長ければ判断できるのですが、尻尾が短いとわかりづらいもの。何を考えているかを読み取るには、身体の動きに注意して判断してみるといいでしょう。

■お尻が小刻みに震えるのは「うれしい」から

食事のときなどに、しっぽが短い猫がお尻を高く上げて小刻みに震わせたら、うれしくて尻尾を持ち上げようとしていると判断できます。尻尾が短く、持ち上がらない代わりにお尻が震えるのです。

尻尾が短くても、その短い部分がわずかでも動いていれば判断できるので、見逃さないようにしましょう。

■発情期の表れでお尻を震わせることも

猫社会ではメスが発情期に入るとオスを誘うようになり、それに反応してオスが寄ってきます。フェロモンや鳴き声で誘いますが、オスを受け入れる用意をするため、尻尾を横によけて姿勢を低くし、お尻をやや持ち上げて見せてきたり振ってきたりすることがあります。これはしっぽが長い猫である場合も見られる現象。

メスの子猫が初めて発情期を迎えたときの判断基準にもなります。発情期は通常1〜2週間ほど続きますので、この光景がしばらく続くことも珍しくありません。

ちなみにこの行動はメス特有なもので、オスは行いません。また避妊手術をしても本能で行うことがあります。この場合は一時的なものなので、しばらくすれば落ちつきます。

■マッサージしてあげた反応としてお尻が震える

なお、尻尾の付け根部分は猫にとって敏感な部分であり、トントンと触ってあげることで喜んでお尻を震わせたりします。ただしやりすぎると嫌がるかもしれないので、表情を見極めながら加減を行いましょう。