インテルのマッツァーリ新監督「練習は神聖なものだと伝えたい」

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 日本代表DF長友佑都の所属するインテルは6日、ヴァルテル・マッツァーリ新監督の就任記者会見を開催。マッツァーリ新監督がインテルでの指揮について語った。クラブの公式HPがコメントを伝えている。

「私はプロ監督としてのこの12年間、何よりも規則の尊重を土台としてやってきた。細かいところに気を配ること、仕事に精を出すこと、献身して尽くすこと。これらの基本的な要素が、選手や監督自身の能力と同じくらい大事になる。私は、戦術を重視する監督としても知られている。現に、自分が指揮を執るチームには、常にはっきりとした形を与えるようにしてきた。現代サッカーでは、フィジカルとメンタル両面で最高の準備をすることが必要だと信じている。だから、私は練習の重要性を常に強調している。私にとって練習は神聖なもの。選手たちに会ったら、何よりも先にそのことを伝えるつもりだ」

「ナポリを去ることは、あらかじめ決めていた。ナポリでのサイクルを4年で終えるというのは、今シーズンの最初に下した決断。私はインテルの監督になるためにナポリを離れたのではない。『他クラブから刺激的なオファーがない場合は、しばらく浪人でもいい』と思っていたくらいなんだ。様々なオファーが届いて、その中にインテルからのものもあった。私は、インテルの全てが気に入って、ここで新しい歩みを始めることに、強いやりがいを感じた」

 マッツァーリ新監督は、2009年からナポリを率いていたが、2位に導いた今シーズン限りで指揮官を退任。5月24日に、インテルとの2年契約締結を発表していた。