伊勢丹松戸店、ハイブリッド型の地域百貨店にリモデル

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 三越伊勢丹ホールディングスが、地域百貨店の新たなビジネスモデルを構築する。客の購買意識や生活関心度といったエリア別の地域特性を踏まえながら、百貨店と専門店の組み合わせによるハイブリッド型店舗化を進めるという。第1弾として、開店40周年の伊勢丹松戸店のリモデルを2013年秋に先行実施。ターゲットの拡大を視野に、地元に密着し、親子三世代(子育てファミリー)の要望に応える「みんなで集えるマイストア」を目指す。

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 三越伊勢丹グループは、「地域ニーズにあわせた領域の強化」「ハイブリッド型店鋪化」「店鋪の独自性強化」の3点を新たな地域百貨店のビジネスモデルに掲げ、これまでの衣料品を中心とする商品展開を見直して「食・住・遊・美・学」など生活全般に販売領域を拡大。首都圏三越伊勢丹の支店やグループの地域店において、地域の顧客ニーズに対応したビジネスモデルを構築し、競争力・収益力の向上に取り組んでいく。

 伊勢丹松戸店のリモデルは、これまでコアターゲットとしていた団塊世代をはじめ、エリア内で増加傾向にあるという団塊ジュニア世代のファミリー層を新たなターゲットに加えて各層のニーズに対応。具体的には「ジュンク堂」や「丸善文具」、「好日山荘」といった様々なカテゴリーの店舗を導入することで生活関与度の向上を狙い、デイリーに利用できる店づくりを推進する他、ギフト需要といった百貨店ニーズにはユニットショップによる自主販売強化などで対応。一方で、これまで取り扱いが手薄だった領域の品揃えについては、有力専門店の導入で拡充を図る。伊勢丹松戸店を皮切りに、今後は他の支店・地域店でも段階的に取り組みをスタートする計画だ。