ケリング、サンローランとバレンシアガの青山出店を発表

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 PPRから名称変更したフランス流通大手Kering(ケリング)が6月6日、国内初となる会見を開き、今後の戦略や方針についてを発表した。2014年2月には「SAINT LAURENT(サンローラン)」や「BALENCIAGA(バレンシアガ)」のフラッグシップショップを青山に出店。また「GUCCI(グッチ)」も随時新コンセプトのストアに改装していく予定で、ラグジュアリー市場第3位の日本において今後も投資を強化していく考えを明らかにした。

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 Keringは、「GUCCI」や「BOTTEGA VENETA(ボッテガ・ヴェネタ)」、「Brioni(ブリオーニ)」、「PUMA(プーマ)」、「VOLCOM(ボルコム)」など幅広いブランドを傘下にもち、「ラグジュアリー」と「スポーツ&ライフスタイル」の2部門で展開している。Keringが発表した資料によると、2012年末時点の直営店の数は237店舗。2012年度の日本の売上高は11億5840万ユーロで、同グループの総売上高における12%を占める。なかでもHedi Slimane(エディ・スリマン)が大幅なイメージ刷新を図った「SAINT LAURENT」は、前年比46.7%を記録するなど大幅に成長しているという。

 「日本に通用するということは世界でも通用するということ。日本の市場はリトマス試験紙のようだ」というケリング グループマネージングディレクタージャン=フランソワ・パリュは、現在の日本市場について「ラグジュアリーブランドの勢いはしばらく停滞していたが昨年やっと回復し、それと同時に消費タイプも変わってきた。若い人がラグジュアリーに興味を示すようになり、新しい消費として有望だ」と語る。また、新クリエイティブ・ディレクターにNYデザイナーAlexander Wang(アレキサンダー・ワン)を起用し2013-14年秋冬シーズンから新たなスタートを迎える「BALENCIAGA(バレンシアガ)」について、「デビューコレクションは日本でも受け入れられるようなコレクション。(「SAINT LAURENT」同様)よいスタートが切れるでしょう」と、期待を込めた。

 なお、青山にオープンする「SAINT LAURENT」のショップはフルラインナップを揃えるフラッグシップショップを計画。「BALENCIAGA」もフラッグシップショップの出店を予定しているが、詳細は後日発表される。