デジタル作品にフォーカスした国際コンペティション映画祭

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次代を担うクリエイターを発掘する「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2013」の開催が6月5日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で行われた記者会見で発表された。フィルムを使用せず、デジタルで撮影・制作された作品のみにフォーカスした国際コンペティション映画祭。2004年よりスタートし、今年で記念すべき10回目を迎える。

今年は長編部門(国際コンペティション部門)に80の国と地域から502作品が、短編部門(国内コンペティション)に159作品がそれぞれ集まり、各部門とも12作品がノミネート審査を突破。映画祭期間中に上映され、しのぎを削ることになった。また、オープニング作品として、SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザが実施する支援プログラム「D-MAP」の第4弾作品「燦燦 -さんさん-」(外山文治監督/吉行和子主演)が上映される。

会見に出席した上田清司氏(実行委員会会長/埼玉県知事)は「年々、参加国が増えており、一定の評価をいただいている証だと感じている。10周年ということで、総力を挙げて特別なメニューも用意した」と挨拶。岡村幸四郎氏(実行委員会副会長/川口市長)も「回を重ねるごとに、作品のクオリティーが高まり、若手クリエイターたちが世界に羽ばたく姿を見ると『映画祭を続けてきて良かった』と思う」と胸を張った。

10周年特別企画として、過去のコンペティション部門で高く評価され、現在は人気監督として活躍するクリエイターの新作を上映する「過去ノミネート監督新作上映」、ロッテルダム国際映画祭が推薦する3作品を上映する「ロッテルダムDAY」、過去3年の短編作品からオンライン投票で選出する傑作短編上映「あなたが選ぶベスト3」が実施されることも明らかになった。

会見には富山省吾氏(長編部門審査委員長/日本アカデミー賞協会事務局長)、桝井省志氏(短編部門審査委員長/映画プロデューサー)、八木信忠氏(映画祭総合プロデューサー)、瀧沢裕二氏(映画祭ディレクター)が同席した。「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2013」は7月12日から7月21日まで、埼玉県川口市SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ映像ホールほかで開催される。

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