梅果実の継続摂取で有酸素運動と同様の効果があることを発見

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ポッカサッポロフード&ビバレッジは、近畿大学生物理工学部(和歌山県紀の川市)の矢野史子教授、白木琢磨准教授と共同で、梅果実成分の継続摂取は有酸素運動と同様の効果があることを発見した。

研究では、マウスを通常飼料と梅果実成分を4%含む飼料を、3週間自由摂取させる2つのグループに分けた。3週間後、梅果実成分摂取グループのマウスは、瞬発力に関わる筋肉「速筋」が持久力に関わる筋肉「遅筋」へ変化することを発見した。

遅筋には、エネルギーを産生する「ミトコンドリア」が多く含まれ、その働きにより持久力が向上すると考えられている。この結果を受け、梅果実成分の摂取で特別な運動をしなくても、ミトコンドリアでのエネルギー生産に関わる酵素の活性が高くなることが明らかとなった。

続いて、マウスを「通常飼料(運動なし)」、「通常飼料+有酸素運動負荷」、「梅果実成分を4%含む飼料(運動なし)」の3つのグループに分け、梅果実成分の摂取による筋肉の変化を、継続して有酸素運動した場合と比較した。

3週間飼育した結果、梅果実成分を摂取した場合は特別な運動をしなくても、有酸素運動を継続した場合と同様な遺伝子の変化が起こっていることが分かった。

同社は昨年にも、近畿大学及び和歌山県工業技術センターとの共同研究で、梅果実成分の摂取による持久力増強効果を明らかにし、平成24年日本栄養食糧学会で報告している。