日本サッカー協会は5日、日本代表の強化スケジュール発表会見を埼玉県内で実施。会見には日本サッカー協会の大仁邦弥会長、原博実技術委員長、日本代表のアルベルト・ザッケローニ会長、キリンビールの磯崎功典社長が出席した。

 磯崎社長は会見で、5大会連続5回目のワールドカップ出場を決めた日本代表について、スポンサー期間を振り返るとともに、以下のように祝福した。

「35年以上スポンサーをやってきて、本当に良かったなと思っている。正直言って、日本でサッカーがここまでフィーバーする、熱狂的なファンのみなさんが生まれるとは、当初は想像していなかった。これも、単にスポンサーをやるサッカーチームがあるということだけではなく、強さが大事かなと思う。今回もワールドカップに5度目の出場ということで、ファンの方達は厳しい目を持っていて、強くないとなかなか応援しにくいということがある中で、5度目の出場は大変嬉しく思う」

「選手達の印象についても、日本のみならず世界に出て行って腕試しと言ったらおかしいが、色んなチームで活躍している。ある意味、グローバル化しているということで鍛えられてきているなと思う。そういう世界の一流選手達とともに戦い、ともにプレーすることを通して、日本サッカーも強くなってきたなという印象がある」