就職・転職サイトを見ていると、さまざまな質問やお悩みの投稿がとびかっています。
そこで今回は現役人事の筆者が「人事の立場から見た考え」をふまえて、気になる質問に回答してみました。

「ウレぴあ総研」でこの記事の完全版を見る【動画・画像付き】

■Q.面接での緊張がどうしてもとれません…。

相談者 Aさん 21歳 女性 現在就活中(大学4年生)

グループ面接でも個人面接でも、会社の人の顔が直視できません。自分でも何を言っているかわからなくて、面接が一回も通過しません。このままでは就職活動失敗確実です。なんとか緊張をほぐす方法はないでしょうか? 

■A.「緊張するのは相手を知らないから。面接は裁判じゃない」

面接で緊張して、話がかみ合わなかったり、言葉に詰まったりする人は、数多くいます。もちろん今まで経験したことがない面接という特殊なシチュエーションで、いきなり初対面の方と話すのは、だれでも緊張します。

では、なぜ緊張するのか。どんな質問がくるのかわからないなどもありますが、根幹は「相手を知らない」からなのです。考えてみてください。いくら同年代でも、初対面の人と会うときは緊張しますよね。しかし知り合いであれば、緊張しないはずです。これは「相手を知っている」からです。

面接もまた同じ、就職サイト等で面接官の顔だけでも知っていると、緊張はほぐれます。これは相手を知っているからです。面接官の顔がなくても、その会社の概要などを詳しく知っていれば、不思議と緊張はほぐれてきます。

また、会社には余裕をもって到着すること。時間に余裕がないと、脳が緊張を促進するホルモンを出してしまいます。余裕で到着して、あえて社内に入らず、「ふーんこんなところにあるんだ」と周りの風景を見渡す余裕があれば、緊張はだんだん減ってきます。私も面接する側でいるとき、緊張しているなーと思ったら、「ちょっと休憩、○○さん別に裁判じゃないんですから、のんびりいきましょう」と声をかけています。そうです、裁判じゃないんだから、落ちてもいいやの気持ちくらいで臨みましょう、ちょうど適度の緊張になります。

■Q.数字だけで課長に昇格してしまい…

相談者 Bさん 26歳 男性 在職中
(営業職4年目) 

新卒で入った会社が超体育会系で、区切りは3年と思って営業してきましたが、もう限界です。3年で課長になりましたが、同期50人で残っているのは私ともう一人で、そいつは部長です。数字だけで昇格するので、転職活動の面接に行っても、課長ならマネジメントはどのようにとしてきたかと聞かれ、正直数字の報告を受けるだけなんで、方法はありませんと言われ、落とされてしまうか、同じような体育会系の営業会社しか受かりません。

■A「職務経歴書の書き方を変える。厳しい環境を耐えてきた事を面接でアピール」

まともに課長と書いてしまうと、部下は何人? 部下の指導方法は?と、Bさんにとって、よけいなというか、聞かれたくない事をわざわざ書いてしまっている事になります。ここは正直に、「役職−課長(部下0名 営業成績評価による昇格)」とさらっと書いてしまうことが大切です。

26歳というご年齢からして、マネジメント経験が問われる事はせめて後輩指導程度しか企業側は求めてきません。しかし現職が課長だからといって、課長募集の求人に応募してしまうと、当然マネジメント経験を求められますから、応募する求人を間違えないようにしましょう。

また、面接では50人の中で2人しか残らなかった厳しい環境で仕事をしてきたことをアピール。そこまでやってこれたのですから、Bさんの精神力は相当、鍛えられていると思います。ただしこれは職務経歴書に書いてはいけません。書いても社員の入れ替わりが激しい中で数字を獲得してきた、程度にしておかないと、書類を見るだけでは、会社批判と考える選考担当もいます。面接本番で精神力が強いことをアピールすべきでしょう。

いかがでしょうか。緊張のほぐし方はほかにもいろいろあります。私もそうですが、どうも面接というのは、特殊な環境に考えがちですね。今は書類選考もいかに悪いところを見つけるかになってしまっています。逆風にまけないようにがんばりましょう!

こちらのレポートもどうぞ!
【就職】現役人事が語る! 「げっ、ブラック企業だ。撤退だ!!」…と面接で見抜くポイント [ http://ure.pia.co.jp/articles/-/14151 ]
【リストラ】自分もいつのまにかハメられている!? 恐怖の手法を現役人事が明かす [ http://ure.pia.co.jp/articles/-/13672 ]
【就活】SNSで不採用に!? 現役人事が明かす、面接者の"書き込み"が選考を左右した実例 [ http://ure.pia.co.jp/articles/-/12689 ]
【就活】人事もア然! 実録・トンデモ就活生 [ http://ure.pia.co.jp/articles/-/13262 ]
【就活】現役人事が語る! 「こんな選考活動をする企業は要注意」 [ http://ure.pia.co.jp/articles/-/13322 ]