『絶対達成する部下の育て方』と『絶対達成マインドのつくり方』などの著者で、年間5000人を変える現場コンサルタントの横山信弘氏。日々「決断できない人」と対峙しているが、横山氏は研修中に数々のトラップ――「罠」を仕掛ける。決断できない人の思い込みの「罠」を取り外すために、別の罠、つまり「決断の罠」を設置。罠には罠を、というわけだ。その個人版が決断の新兵器――「朝の三択」。たった2分で気軽にできるのに、ビジネスから語学、資格試験、ダイエットまで、本人も予想だにしなかった、驚きの決断事例が続出しているという。
このたび、『絶対達成する決断力のつけ方』を発刊したばかりの横山氏に、「朝の三択」のインパクトを語ってもらった。

本書の【4番バッター】――「朝の三択」とは

 拙著新刊『絶対達成する決断力のつけ方』は、時間の流れをいったんせき止めて、インパクトを与えることで、思い切った決断ができるようなノウハウを紹介している。
 時間の流れをせき止めるテクニックとして「ノイズキャンセリング仕事術」を、そして決断力のない自分にインパクトをかける手法として「儀式のパワー」や「三択法」を使った「朝の三択」を紹介している。

 そして、これらすべてをまとめたテクニックが、今回紹介する「朝の三択」だ。
 本書の【4番バッター】と言っても過言ではない。

「朝の三択」とは、たったひとり、自宅で、しかも「2分」で驚きの決断ができる方法である。決断できない人を決断できるようにする「決断の罠」だ。

 手軽に実行できるわりには、自分自身でも驚くような決断ができる。
 それに決断したあとは、まるで飛行機に乗って雨雲を突き抜けたような、晴れやかな気分になれる。これは精神論ではない。再現性のある事例が多数寄せられている。ぜひ試していただきたい。

 この手法を理解するためには本書で紹介した「三択法」と「儀式」のエッセンスを事前に把握しておくことが重要だ。

 それでは、「朝の三択」のやり方を紹介する。
 本書で紹介した「三択法」と同じように、3種類の選択肢「ノープラン・チャレンジプラン・ビッグプラン」を準備する。

(1)ノープラン……現状維持
(2)チャレンジプラン……がんばればできるかもしれないプラン
(3)ビッグプラン……理想をも超えた、まず無理なプラン

 ここで間違えてはいけないのが、何らかの目標があり、その目標を「絶対達成」する決断をするということだ。
 たとえば、会社を辞める・辞めないの決断をするとか、彼氏と別れる・別れないの決断をする、というような二者択一の決め事ではないということ。
 何らかの目標を「絶対達成」する、そのためのプラン(行動計画)を何にするのか、選択するということである。したがって、必ず「期限と目標値」があることが前提だ。

「できる限り早くダイエットを成功させたい」
「近いうちに英会話をできるようにしたい」
 というような曖昧な願望ではやりようがない。

「7月31日までに体重を70Kgにする」(現在は2月1日で、体重が90Kg)
 だと、具体的で流されにくい。

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