向後の7日株:暴落相場の赤札銘柄は買い!低PBR+テーマ性豊富な防衛関連株(772X)
7日以内に株価が沸騰しそうな株を毎日1銘柄ズバリ! 業績サプライズ系、株価出遅れ系、さらに思惑系も…さあ、チェック!!

東京計器(7721)が今日の注目銘柄!

「暴落相場の赤札銘柄は買い」の相場格言を想起し、踏み上げ相場入りを期待して、同社に注目します。ちなみに、本日、日経平均が前日比518.89円(3.83%)安と急落する中で、同社株は前日比68円(32.38%)高の278円でした。

かつて、証券会社の店内の株価ボードはアルバイト学生が短波のラジオを耳にしてチョークで値段を記入し、際立って高い銘柄は赤いチョークで書いていたそうです。暴落相場で赤く記入された銘柄は目につきますから、理由は分からないものの、「とにかく買ってみよう」ということで人気となります。後になって、カラ売りが増えて仕手筋が介入したとか、何らかの材料が出るものですよ、というのが、この「暴落相場の赤札銘柄は買い 」の意味するところです。

それはさておき、同社は、公共投資関連、防衛関連と切り口が多彩な点も魅力です。また、今14年3月期が増収・増益見込みである点も強調材料です。

14年3月期通期連結業績予想は、船舶港湾機器事業が前期並みと見込まれているものの、油空圧機器事業が建設機械市場及び海外市場への拡販、流体機器事業が公共投資の増加が見込まれる官需市場での販売強化及び成長が期待できる海外市場への展開、防衛・通信機器事業がF−15主力戦関機用自己防御能力向上機器の納入や新政権による公共事業の大幅増加に伴う道路関連機器の需要増加、通信市場での移動体衛星通信用アンテナスタビライザーの納入増により、売上は前期に対して15.6%増の465億円を予想しています。

利益は、引き続きトータルコストダウンを推進し、一層の利益拡大に努め、基幹情報システムの更新に係る情報関連費及び将来の成長に向けての設備投資並びに研究開発に注力することから、営業利益は21.8億円(前期比19.2%増)、経常利益は21.5億円(同10.6%増)、当期純利益は14億円(同2.9%増)を見込んでいます。

ちなみに、テクニカル的には、月足ベースの一目均衡表の雲上限(5日現在213円)を終値で上抜けため、「3役好転」が実現しましたので、明確な長期上昇トレンドが発生したとの認識です。とりあえずは、07年12月高値351円を一気に目指すとみています。

向後はるみ(HARUMI KOUGO)
黒岩アセットマネジメント

金融・経済を日々研究し、タイムリーな銘柄情報に定評がある。投信、先物、FXなど金融商品の仕組みにも詳しい。テクニカルアナリスト、ファイナンシャルプランナー。