矢口史靖監督のもとに結集する(左から)長澤まさみ、染谷将太、伊藤英明

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矢口史靖監督の最新作が「WOOD JOB!(ウッジョブ) 神去なあなあ日常」に決まり、染谷将太が主演することがわかった。直木賞作家・三浦しをん氏の「神去なあなあ日常」を映画化するもので、矢口監督にとっては初めて手がける原作作品。また、長澤まさみ伊藤英明が出演することも発表され、染谷とともに矢口組に初参加を果たす。

綿密に取材することで知られる矢口監督が新作に選んだのは、“青春林業エンタテインメント”ともいうべき三浦氏のベストセラー小説だ。スタジオジブリの宮崎駿監督も絶賛した原作を読み「どうしてもビジュアルで見たい」と思ったそうで、丹念な取材の成果を加味しながら脚本を執筆。CGをほぼ全てのシーンで使うことなく「迫力ある映像を撮りたい!」と意気込み、6月5日にクランクインした。

染谷が演じる主人公の平野勇気は、将来の展望を持たない高校を卒業したばかりの18歳。ひょんなことから生まれ育った都会から遠く離れ、携帯のつながらない山奥の村で林業に従事することになるという役どころ。撮入に際し「矢口監督らしさの中にも新しさがあり、人情味を感じました。勇気はピュアに思いっきり青春できる役なので、とてもワクワクしています」と語っている。

撮影を前に行われた林業体験では、初心者とは思えない腕前でチェーンソーを使いこなし、関係者を驚かせたという。撮影は三重、岐阜を中心にオールロケで行われるそうで、「チャレンジの多い初めてづくしの撮影になりますが、山で実際に生活して純粋に感じたものをそのまま伝えていけたらと思います。そして、映画の神が降りてくるのを感じるように、山の神が降りてくるのを感じたいです」と気合をみなぎらせている。

ヒロイン・石井直紀役の長澤、最重要キャラクター“荒ぶる山の神”こと飯田ヨキ役の伊藤も、初の矢口組に並々ならぬ意欲をみせている。「いままでにないボーイッシュな役柄で、バイクに乗るシーンもあるので頑張らないと」(長澤)、「今までに演じてきた役にない、男の中の男的な役柄なので、矢口監督のもと男全開で演じ、思い出に残る夏にしたいです(笑)」(伊藤)。

昨年2月から取材を始めたという矢口監督は、「楽しいのはもちろん、今までにない“野趣”あふれるワイルドな映画にしたいと思います。そして、最後にはものすごいクライマックスが!! ぜひ大楽しみに! 僕も楽しみです」とコメントを寄せた。原作の三浦氏も、「すごいキャスト、スタッフの方が結集し、クライマックスシーンはなにやら大変なことになるとか!? うわあ、どうなっちゃうんだろう。楽しみにしております!」と完成を心待ちにしている様子だ。クランクアップは7月下旬を予定。

「WOOD JOB!(ウッジョブ) 神去なあなあ日常」は、2014年に全国で公開。

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