「黒執事」水嶋が剛力ベタ褒め、細部にこだわった劇中写真も初解禁。
☆2人の監督がメガホン
監督は「NANA」シリーズの大谷健太郎監督と、テレビアニメ「TIGER&BUNNY」や、SMAPとのコラボレーションで話題になったNTT「GATCHAMAN」TVCFのさとうけいいち監督がタッグを組む。
繊細な人物描写と高い演出力に定評のある大谷監督と、文化庁メディア芸術祭や東京国際アニメフェア・アニメアワードなどで数々の賞を受賞し、アニメファンに留まらず幅広い層に人気を得て、「タイバニ」(TIGER&BUNNY)現象を生んださとう監督。「黒執事」の類をみない独自的な世界観を2人の監督で贅沢に描く。
☆水嶋と剛力の役どころ
本作で剛力は、キャリア初となる男装の少女・幻蜂汐璃(げんぽう しおり)役を演じる。汐璃は男装して清玄(きよはる)と名乗り、巨大企業ファントム社を経営。イギリス名門貴族ファントムハイヴ家の末裔である彼女の一族は男子しか当主になれず、そして代々引き継がねばならない任務――女王の命令で、難事件を裏で解決する――があった。この任務と巨額の財産をある復讐に利用するために、女としての人生を捨てた汐璃が、巨大な謎に立ち向かう。この幻蜂汐璃は、原作をベースにしたオリジナルのキャラクターだ。
そして、完璧な執事として幻蜂家で働くのが、水嶋演じるセバスチャンだ。実はセバスチャンは、汐璃が復讐を果たすまで彼女を守り抜く代わりに、願いを叶えたそのときには彼女の魂を喰らうという契約を交わした、悪魔の執事だった。その「契約書」が、汐璃の右目に刻印された痕(しるし)。この究極の主従関係の2人が、世界を巻き込む怪事件を追う。舞台は近未来の2020年、西洋と東洋の文化が入り乱れたアジアの都市となっている。
また、原作に基づいたオリジナルキャラで、幻蜂家に仕えるメイドのリン役として、ファッション誌「CanCam」の超人気モデル・女優の山本美月(21歳)が出演。初のメイド姿を披露しているほか、アクションシーンにも初挑戦している。