Wordでうっかり保存し忘れちゃった文書を取り出す方法【知っ得!虎の巻】


Wordで文書を作成中、保存していなかったのに閉じちゃった、という経験は誰しも1回くらいはあるのではないだろうか。実は場合によっては、消えてしまった文書を復活させることができるのだ。

■知っ得No.464 保存しなかった文書を復活させる
Wordを起動し、[ファイル]タブを表示し、右下の[保存されていない文書の回復]をクリックする(画面1)。
画面1 [ファイル]タブで[保存されていない文書の回復]をクリックする。

[ファイルを開く]ダイアログボックスが開き、回復できるファイルの一覧が表示されるので、目的のファイルを選び、[開く]をクリックする(画面2)。
画面2 一覧から開きたいファイルを選択し、[開く]をクリックする。

文書が読み込まれた。画面の上部に未保存のファイルであることが表示されるので、[名前を付けて保存]をクリックして保存しておこう(画面3)。
画面3 文書が開いたら、[名前を付けて保存]をクリックして、保存しておこう。

これで、もう泣く泣く作成し直す必要もない。ただしこの自動回復用のデータ、初期設定では10分ごとに保存されるようになっている。つまり、作成し始めてから10分たたないうちに閉じてしまった場合は回復はできないし、閉じてしまったその瞬間までのデータが保存されているわけではないので、その点は理解して欲しい。

なお、保存の間隔はオプションで設定できる。[保存]の[次の間隔で自動回復用データを保存する]で、すきな時間に設定しておこう(画面4)。

画面4 オプションで自動保存の間隔を設定できる。

これで、トラブルにおびえることなく、安心して文書の作成に専念できる。

編集部:池田利夫+岡本奈知子(ジャムハウス
制作編集:エヌプラス
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