3期連続の最高益で経営透明性も向上中。アベノミクスの成長株、クリーク&リバー!
TOPIX(東証株価指数)も年初来高値を連続更新と、相変わらず絶好調の日本株市場。値上がり銘柄数を見ても、東証1部の約1700銘柄中、1300銘柄が上がった日があるなど、何を買っても大丈夫な気が…。でも選別は必要だ!


アベノミクス効果で、有効求人倍率や失業率といった雇用指標が改善に向かっている。ただ、企業の慎重姿勢は簡単には変わらず、今のところは短期雇用・派遣労働が雇用増の主力となっている。そこで注目は、クリーク・アンド・リバー社。テレビなど映像分野を主力に、ITや医療、会計といった専門分野に明るい人材を派遣する会社だ。正社員をなるべく増やさずに増大する仕事をこなしたい企業のニーズに合った会社といえる。

今期も順調な事業拡大が予想され、3期連続の最高益になりそうだ。5月連休前には個人投資家向けの業績説明会も実施しており、ジャスダックの新興企業でありながら経営の透明性向上にも力を入れている。

河合ウオッチャー達憲のそのとき株は動いた!
ピーエイの株価は4月19日から動意づき、わずか4営業日で3倍高へと急伸した。主力株がリーマン・ショック後の戻り高値を再び更新し、高値波乱でもみ合う中、新興市場に物色が広がったのだが、ピーエイは今期好業績予想でありながら、急伸前の株価は100円台。PER(株価収益率)も8倍程度と割安圏で放置されていたことがきっかけだろう。急騰前は時価総額も15億円程度だった。今さらながら、新興市場の小型株にはお宝銘柄が転がっているものだ。

同社は2000年7月上場、新興企業としてはすでに新規公開後13年以上の古参。業容は求人サイトと求人誌発行が主力で、人材派遣業も手がける。近年では特にモバイル求人などが伸長している。注目は東日本大震災地の福島や仙台、盛岡で主力の求人情報誌やモバイル求人が復興需要で拡大しており、今2013年12月期の売上高は25%増収と驚異的な伸びが予想されている。経常利益も32%増益予想と過去最高益連続更新が見込まれており、今まで100円台で放置されていたことが不思議なくらいだ。

目標株価は、今期予想PER30倍ベースで530円が想定されるが、これはあくまでもバリュエーションの範囲内。過去最高の経常利益を背景に大化けした場合は2000年の公開時あたりの1400円奪回を夢としても違和感はない。

河合達憲(かわい・たつのり)
カブドットコム証券 チーフストラテジスト

『夕刊フジ』と小誌共同企画「株-1グランプリ」で第1回みごと優勝。相場診断と銘柄選定力は抜群! 4月から大阪国際大学に講師として登壇!




この記事は「WEBネットマネー2013年7月号」に掲載されたものです。