【図表1】最近の活況相場が追い風となってPTSの売買代金もうなぎのぼり

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 通常、株の売買は午前9時から11時30分、12時30分から15時までとなっている(東京証券取引所の場合)。ふつうのサラリーマンは仕事の時間帯。売買することはなかなか厳しい。

 しかし、PTS(私設取引システム)ならば、深夜の23時59分まで取引できる。その上、通常の取引所で売買するより少し安く買えたり、高く売れたりする(PTSは日中の取引もできる)。

 たとえば、夜間にニューヨーク市場が暴落し、翌日の日本市場も下げが予想される場合には夜間のPTSを利用して、すばやく撤退(持株を売却)するといった使い方もできる。

PTSの売買代金が急上昇中

 現在、PTSの人気が急上昇中だ。SBI証券が利用するPTS「ジャパンネクストPTS」では、2013年4月の1日平均売買代金が初めて1000億円台となった。また、4月10日には1日の売買代金が1650億円と過去最高を記録した【図表1】。

 そもそもPTSとは、一般に利用されている東京証券取引所や大阪証券取引所とは別に設置された取引所だ。「別」とは言っても、SBI証券の場合、PTSと通常の取引所間で自由に売買ができる。たとえば、PTSで買った株を東京証券取引所で売ることができるし、その逆もOKだ(ただし、PTS取扱銘柄は決まっており、現在約3500銘柄)。

 PTS(私設取引システム)といえば、過去にいくつかのネット証券がサービスを提供してきたが、現在、大手ネット証券ではSBI証券のみがサービスを提供中である。

取引値もコストもお得になるPTS

 SBI証券でPTSを利用する場合、総合口座を持っていれば別途申込みの必要はなく利用できる。

 PTSと普通の取引所を比較したのが【図表2】。たとえば、手数料が5%程度お得になる、深夜23時59分まで取引が可能など、いくつかメリットがある。ただし、現物株の取引のみで信用取引はできない。

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