25〜35歳のビジネスパーソンに聞いた、喫煙所から始まるいい関係

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ウレぴあ総研が昨年、ビジネスパーソンを対象に実施したアンケート「会議室以外で、仕事の会話が弾んだ場所は?」(複数回答可)。上位3項目を見てみると、同率2位が「トイレ」「休憩室」(25%)で、1位になったのは「喫煙所」(28.13%)だった(※画像1参照)。分煙が進み、喫煙者が決まった場所で休憩のひとときを過ごすようになったなかで、「喫煙所」が新たなコミュニケーションの場になっているようだ。

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喫煙所では、なぜ仕事の会話が弾むのだろう? その理由を探るべく、25〜35歳のビジネスパーソン(喫煙者)30人に新たに聞き取り調査を行ってみた。

言葉は違えど、会話が弾む理由としてもっとも多く上がったのが「気軽に話せること」(17人)。具体的な話としては、「みんな自覚的に“休憩”しにきているので、なんでもない世間話から入って、ざっくばらんに仕事の話ができる」(31歳男性/食品メーカー)、「上司とも気軽に話せるのが大きい。ランチや飲み会だとおごってもらうことが多く、少しかしこまってしまうけど、喫煙所なら時間も短いし、もっと軽いノリで話せる」(26歳男性/保険会社)などの意見が寄せられた。

また、「他部署の人と気軽に話せる唯一の場所。社内の情報交換の場になっていて、人事担当者としても注目している」(34歳男性/商社)という声もあり、「気軽さ」とともに、「普段はあまり話さない人ともコミュニケーションを取ることができる」ことをその魅力として挙げる人も多かった(14人)。

その関連で、「喫煙所で上司と仲良くなり、よく『一服しにいく?』と誘われるようになった。仕事もやりやすくなった気がする」(27歳女性/IT企業)、「打ち合わせ終わりに一服していたら、取引先の人とバッタリ。仕事の話とともに世間話に花を咲かせていたら、同郷(北海道出身)だということがわかり、たまに飲みに行く仲になった」(29歳男性/出版社)というエピソードを語る人も。なかには、「喫煙所で何気なく話していた新事業のアイデアが上司の耳に止まり、具体化して責任者になったことがある。喫煙所は、同僚とちょっとしたブレストをするにもいい」(32歳男性/商社)という話もあった。

その他、喫煙所でのコミュニケーションで得られるものとして、「仲間意識」(4人)という回答も。「辛いことがあって浮かない顔でタバコを吸っている社員がいると、ついつい声をかけてしまう」(31歳女性/電機メーカー)という話もあり、また「タバコを吸っているというだけで、感覚として共有している部分が大きい。『子どもができてから、部屋で吸うのをやめたんだよね』という“ホタル族”は少なくないし、『マナーを守らない喫煙者のせいで、肩身が狭い……』なんて会話も“喫煙所あるある”かも。多かれ少なかれ仲間意識があるから、仕事の話もスムーズなんだと思う」と分析してくれたのは、最年長35歳の男性(外食チェーン)だった。

確かに、喫煙所に集まる人にとって、たばこは「共通の趣味」と言えるかもしれない。趣味というと、スポーツ観戦やゴルフ、映画や音楽、あるいは旅行など、共有するには時間が必要だったり、それ以前に仲を深めなければいけないものが多いなかで、5〜10分程度の時間で済ませられる「一服」は、気軽でありながら、意外に深いコミュニケーションなのかもしれない。
このように、喫煙所でのひとときが、人間関係の構築や仕事に好影響を与えてくれる部分はありそうだが、仕事中に「ちょっと一服」と席を外しすぎるとヒンシュクを買う可能性もあるので、その点はご注意を。

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