TOPIX(東証株価指数)も年初来高値を連続更新と、相変わらず絶好調の日本株市場。値上がり銘柄数を見ても、東証1部の約1700銘柄中、1300銘柄が上がった日があるなど、何を買っても大丈夫な気が…。でも選別は必要だ!


イオンが丸紅保有のダイエー株式の大半を買い取り、7月にも実質的に子会社化する。イオンは今後、首都圏の中堅スーパーとのグループ化を進め、ライバルのセブン&アイ・ホールディングスを規模で大きく引き離しにかかると予想される。

ダイエーは産業再生機構の支援下で一度は立ち直ったが、再び業績が悪化。今度はイオンと仕入れや店舗運営などを一体化してコスト削減を進める。両グループの売上高を単純合計すると6兆円を超え、1%のコストカットでも600億円が浮く計算だ。ダイエーはすでに全店の改装計画をまとめており、早くも攻めの経営に出る。

注目は他社との協業。小売業界では、イオン・ダイエー連合が、首都圏で食品中心の中規模スーパーを展開するマルエツやいなげやをグループ化するとの観測が出ている。

これまでのイオンの弱点だった利益率の低さをキッチリ克服できれば、株価は一段高に向かうだろう。

株業界の番猫・みけこさんの兜町キャッツアイ
第61話 今年のヘッジファンドは…?

MEOW!MEOW!

東京株式市場は外国人投資家が最大の買い手。1週間に1兆円も買い越して株価を上げてもらった感謝の気持ちを込めて、今日は洋ネコになってみたんだにゃ。

毎年5月と11月になると2つのイベントがあるんだにゃ。まず、換毛期といって猫の毛がごっそり抜ける時期。ペルシャみたいな長毛種は大変そうだにゃ。そして換毛期とちっとも関係ないけど、この時期にはヘッジファンドの解約売りが出てくるんだにゃ。

ヘッジファンド業界には「45日ルール」って決まりがあって、6月と12月の決算期末の45日前に解約通知を締め切ることになっているらしい。相場の悪い年には、5月と11月の中旬には解約通知を受けたファンドが一斉に株を売ることが多いんだって。

今年はどうかにゃ?と思ってヘッジファンドから注文を受ける外資系証券の人に質問してみたら、「今年は久々に解約より新規申し込みのほうが多いみたい」って、喜んでたにゃ。

ということは、年間の下半期に入る7月には海外からの新規資金がヘッジファンド経由で東証に流入してくるのかにゃ?

外資系証券も採用を再開したようだし、『ネットマネー』も大人気みたいだし、しばらく株高かもしれないにゃあ。


この記事は「WEBネットマネー2013年7月号」に掲載されたものです。