更なる活躍が期待される高梨臨

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 現在放送中の深夜ドラマ「放課後グルーヴ」で、元ヤンキーの体育教師という、これまでのイメージを覆す役どころを体当たりで演じている高梨臨が、撮影を振り返った。

 オファーを受けて、「なんでわたしなんだろう?」と思ったという高梨。しかし、「荒川アンダー ザ ブリッジ」などで知られる飯塚健監督の作品であり、何よりこれまでにないキャラクターだったことがうれしかったそうで、「振り切って臨もう」と覚悟。タイトなスケジュールにも負けず、次々と繰り出される飯塚監督の演出に食らいつき、「そこ、高梨の一番のぶさいく顔で」という要求にも応えた本作を振り返り、「全部を出し切りました。こんなに爽快になれる役は今までなかったですね」と瞳を輝かせた。

 見どころでもある回想シーンでのヤンキー姿、そして体育教師としてのキレッぷりは意外にも板についているが、「このお仕事を始めてからずっとロングヘアだったので、衣装合わせで最初にヤンキーの姿になったときは、まずわたしが驚きました。しかも赤毛で、『(ミュージカルの)アニーじゃん!』と思いました(笑)。撮影期間中は口調も『あ、それわかんないっす』という感じで、(主人公の)桐生っぽくなっていました。ちなみに9話ではすごいアクションもありますよ」と笑って振り返る。

 そんな高梨は、昨年はイラン人監督、アッバス・キアロスタミの『ライク・サムワン・イン・ラブ』でカンヌ国際映画祭にも参加。どんどん活躍の幅を広げているが、「戦隊ものをやったと思ったら、海外の作品に出てみたり、コメディーをやってみたり、経歴が特殊だとよくいわれるんですよね。自分でも、これだけいろいろやらせていただいても、自分に何が向いているのかよくわからない(笑)。でも、新しい役をやると新しい発見があって、それがすごく楽しいんです。だから、今は何でも挑戦して、自分自身を見つめ直したいと思っています」とコメントした。

 「よくわからない人でいいかな、今は」と笑う高梨の、何色にも染まらないところこそが彼女の最大の魅力なのだろう。きっとこれからもさまざまな表情を見せてくれるに違いない。(写真・文:小島弥央)

「放課後グルーヴ」は毎週月曜 深夜0時28分よりTBSテレビにて絶賛放送中