『はじまりのみち』初日舞台挨拶が開催

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『二十四の瞳』(54)『喜びも悲しみも幾歳月』(57)の木下惠介監督の生誕100年記念映画『はじまりのみち』の初日舞台挨拶が、6月1日に東劇で開催。加瀬亮、田中裕子、濱田岳、ユースケ・サンタマリア、斉木しげると、本作で初めて実写映画のメガホンを取った『クレヨンしんちゃん』シリーズの原恵一監督が登壇。木下監督が日本酒が好きだったいうことで、鏡開きも行った。

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『はじまりのみち』は、木下惠介の母子の情愛と、若き映画監督の挫折と再生を描いた物語。木下監督役を務めた加瀬亮は「ずいぶんと宣伝をしてきたので、今日の日が迎えられて嬉しく思います」と感慨深い表情でコメント。

ユースケは、いつもながらジョークを全開!「俺たちがこの映画をやったってことを残したくて、体のどこかに“みち”っていうタトゥーを入れようねって。加瀬くんが言ったのかな?」と言うと、加瀬は「言ってない!」と笑いながら全否定。「田中さんにも言うの?って。僕は入れました。濱田くんからは小さなスヌーピーじゃ駄目ですか?と聞かれて」と、大暴走すると、会場は大爆笑となった。

また、極寒の撮影ということで、ユースケは「ホカロンを20個貼ってました。歩くシーンでホカロンが落ちてもOKというシーンがありました」とユースケ節を炸裂。ベテランの斉木は「私は貼りませんでした。現場では風邪を引かないんです」とコメント。加瀬は「寒かったけど、ユースケさんはちょっと大げさな人なんで」と突っ込む。田中は「病人の役でお布団とかを用意してもらってラッキーでした」とと言うと、濱田も「僕は防寒をしていて、汗ばむくらいでしたが、先輩たちの話を聞いて、黙ってました」と笑顔で告白。

また、最後に原監督が「木下監督が好きだと言っていただけでこういう仕事をいただけました。木下監督にいただいた仕事なんじゃないかと思っております」と喜びを語ると、加瀬も「『はじまりのみち』が広がっていくこと、木下惠介監督の映画がまた、再び見られること、新旧の映画の発展を期待して、終わりにしたいと思います」と力強く締めくくった。原監督初の実写映画は、実力派俳優陣が織りなす味わい深い感動作となった。【取材・文/山崎伸子】