撮影現場での綾瀬はるかの奇妙な行動って?

写真拡大

乾緑郎の小説を佐藤健と綾瀬はるかのダブル主演で映画化した『リアル 完全なる首長竜の日』。初日舞台挨拶が6月1日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催され、佐藤、綾瀬をはじめ、中谷美紀、オダギリジョー、黒沢清監督が登壇。佐藤は「この映画を見て、皆さんなりの答えを探してみてほしい」と力強く挨拶した。

【写真を見る】脚元シースルーの透け感がセクシー!綾瀬はるかの全身写真はこちら

本作は、佐藤演じる主人公・浩市が“センシング”という特殊な医療技術を使い、綾瀬演じる恋人・淳美を救うため意識のなかに潜っていくという極限のラブストーリーだ。佐藤と綾瀬は、黒沢組に初参加となった。黒沢監督は、「僕はずっと、佐藤さんのファンで(笑)。いつかチャンスがあればなと思っていた」と念願の思いを語り、「顔つきが良いんですよ。ミステリアスで見ているだけで緊張するというか、良い意味での怖さがある。すごい個性だと思う」と佐藤を絶賛。佐藤は「僕は生まれつきビックリ顔なんです。親に感謝したいです」と照れ笑いをのぞかせていた。

黒沢監督が「映画3本分くらいのものを1本に詰め込んだ」と胸を張る本作。8月に開催される第66回ロカルノ国際映画祭のコンペティション部門への出品も決定した。黒沢監督は「びっくりしています。映画って一瞬にして世界に広まるもの。すごいなと思いました」、佐藤も「日本映画の良さをもっと海外の方にも知ってもらいたい。できれば賞を獲ってこられたら嬉しい」と意欲を見せていた。

また綾瀬は、現在放送中のNHK大河ドラマ『八重の桜』で主役を演じているが、来年の大河ドラマ『軍師官兵衛』には中谷の出演が決定している。綾瀬は「長丁場なので、空き時間にちょいちょい寝て、リセットすれば夜も頑張れます」と中谷にアドバイス。笑顔で感謝を述べていた中谷だが、こんな撮影秘話も教えてくれた。「私がお手洗いに行くと綾瀬さんがついて来て、『屁負比丘尼(へおいびくに)でございます』って言うんです」。撮影現場での言動を明かされた綾瀬は大爆笑で、「昔、そういう職業の人がいたらしくて。お姫様がオナラをしてしまった時に、『私がしました!』と名乗り出る役割の人を屁負比丘尼と言うんです」と話し、会場を笑いの渦に巻き込んでいた。

キャストの仲の良さも十分に感じられたが、黒沢監督は「中谷さんもオダギリさんも、以前に僕の映画で主役をやってくれている。新しい方、古い知り合いが集まってくれてとても感激している」と感慨もひとしおの様子。オダギリも「監督には何か見透かされているような気がする」と特別な思いを話していた。【取材・文/成田おり枝】