理系のための恋愛論 (481) 理想の恋愛しかしたくない男子たちへ
恋愛も、相手が自分の思った通りに動いてくれなかったり、思っていたのとまったく違う人だったり、意外な展開、予想外のできごと、ハプニングがたくさんあったりします。そんなとき、妥協するのではなく、2人で話し合って折り合いをつけていく、違う相手だからこそおもしろい、こんな考え方もあるんだーと受け入れてみる。
坂道やデコボコ道やトンネルがたくさんあるのだけれど、2人で頑張ってそこを通り抜け、いっぱい寄り道すると楽しいことがたくさん待っている……それが恋愛かもしれません。そういうのがどうしても面倒くさいというか、たいへんなことが目に見えてしまうので、心の中の理想を追い求めて、特に現実では恋愛に対してアクションを起こさないという男性もけっこういるやもしれません。
恋愛に理想を抱くことは大切ですけれど、理想を追い求めるばかりに、何も起きない、行動に移せない……というのでは困ってしまいます。妥協はしなくてもいいのですが、現実に恋愛の面倒くささや思い通りにいかなさ加減なども体験して、ちいさなことではビックリしない男子になってみてほしいなと思います。
酒井冬雪です。片想いがけっこう好きです。心の中の彼は、いつもやさしくて、たくさんホメてくれて、ごはんの食べ方もキレイで、物腰スマートで、お酒も飲まないしタバコも吸わないし、休日は一日中、家でゲームとかしていないので……。と言っている私にイラッとした男子のみなさんは、ぜひ現実で、女の子と楽しい恋愛をしてもらいたいところです。では、またねー。