木下惠介作品への興味を喚起させる『はじまりのみち』/[c]2013「はじまりのみち」製作委員会

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原恵一監督が初実写作品に挑み、木下惠介の実話を、『陸軍』(44)製作時のエピソードを回想形式で盛り込みながら描いた『はじまりのみち』(6月1日公開)。本作の公開に先駆け、女性を対象に行われた試写会上映後のアンケート調査から、81%が「泣けた」、「木下作品を見たことがない」と回答したうちの77%が「木下作品を見てみたい」と回答。本作が、木下作品への興味を喚起したことがうかがえる結果となった。

【写真を見る】もっとも印象に残った人物として名前があがったのは濱田岳演じる便利屋

本作で、もっとも印象に残った人物には、56%が濱田岳演じる便利屋を挙げ、「キャラクターが濃く、インパクトがあったから」、「演技がうまかった、特にカレーライスのシーン」、「映画の良いスパイスになっていた」など、濱田の演技に高評価の声が集まった。また、本作で木下惠介の母・たまを演じた田中裕子には「母の愛情と強さに胸打った」、「画面に映るだけで言葉無くても泣けました」、「木下惠介を育てあげたのは母の愛だと思った」など、年代問わず、幅広い層の女性から共感を得ていた。もちろん主人公の木下惠介を演じた加瀬亮にも「木下監督そのもの」、「母と息子の絆が素敵だった」と絶賛の声があがり、観客の心をつかんだ様子だ。

81%が「本作を人にすすめたい」と回答し、その理由として、「家族がいる温かみがわかるから」、「両親に見せたい」、「人の気持ちを大切にすることの根本が描かれている気がする」、「木下監督ファンには是非!このうえないオマージュ作品」などという意見が寄せられた。是非とも本作を、親子の絆について考えたり、木下作品を見る機会にしてほしい。【Movie Walker】