『絶対達成する部下の育て方』や『絶対達成マインドのつくり方』の著者であり、年間5000人を変える現場コンサルタントとして日々現場でさまざまなキャリアの人と出会う横山信弘氏。
毎回が「生き物」の現場だが、「決断できない人」と対峙する日々だという。
そんな横山氏は、研修中に数々のトラップ――「罠」を仕掛ける。決断できない人の思い込みの「罠」を取り外すために、別の罠、つまり「決断の罠」を設置。罠には罠を、というわけだ。
このたび、『絶対達成する決断力のつけ方』を発刊したばかりの横山氏に、3つの「直感の罠」に触れながら、「あなたが決断できない本当の理由『ワースト10』」を初公開してもらった。
ワースト1位〜10位は、どんな顔ぶれとなっているのだろうか?

なぜ「決断」ができないのか?

 本日発売したばかりの『絶対達成する決断力のつけ方』は、時間の流れをいったんせき止めて、インパクトを与えることで思い切った決断ができるようなノウハウを紹介している。

 心構えや精神論ではなく、ロジカルな手法で決断力を身につけるノウハウを多数紹介した。

 本書の特徴は、徹底的にロジカルであることだ。

「いま決断しなければいつやるのだ?未来のことを考えたら、いますぐ決断したほうが自分のためだということに、なぜ気づかないんだ?」

 といった精神論的な投げかけをする書籍は多い。
 また、自分や成功者の経験談を示し、どのような決断によって目標を達成させたのか。そのことについて事例を紹介している書籍もある。

 しかし、決断できない人は、誰かに熱意を持ってどんなに説得されようとも、説得されない。
 たとえいったん説得されたとしても、それは上辺だけであり、本心から決断したのとは異なる。

 本書で詳しく紹介しているが、決断力がない人は脳の「思考系」が弱っていて、「感情系」を抑えられないのである。
 つまり感情のコントロールができないために、「決めたくないものはとにかく決めたくない」と暗に主張している。
 ただ、残念ながら「イヤだからイヤ」とは言えないので、アレやコレやと都合のいい言葉を引っ張り出して言い訳をしているのだ。

 そういう人を説得しようとしてもムダである。

『絶対達成する決断力のつけ方』では、そのような人が「思い切った決断」をできるように、ある心理トリックを紹介している。

 それが「選好の逆転」と呼ばれる心理現象を活用した「三択法」である。

 これらの心理トリックについては本書で確認いただくとして、決断ができない本当の理由を紹介していこう。
 正しく意思決定できないほとんどの理由は、以下の10種類である(なお、ワースト1位〜ワースト10位までは筆者の現場でのコンサルティング経験から独断でつけたもの)。

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