仕事一筋だったサラリーマンが定年退職した時、環境の変化などからさまざまな問題に直面する。充実したセカンドライフを送るには、どのような準備や心構えが必要なのか。『始めよう!「定年塾」』(学研新書)著者でジャーナリストの河上多恵子氏は、友人をつくるべきだと話す。

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「久しぶりにゴルフでも」と誘って断わられる。実は一緒にラウンドする相手は会社の同僚か取引先しかおらず、趣味だと思っていたゴルフは仕事の延長だったことに気付く。

 遊びに誘える友人がいるかいないかは、人生後半期の幸福感を左右する。

 定年後に友人をつくるのは難しい。仕事をきっかけに人と出会うこともなくなるからだ。定年前に「仕事抜きに付き合えそうだ」という人を見つけ、連絡を絶やさないことだ。

※SAPIO2013年6月号