「ハロー、マイネーム イズ ヒデキ マツヤマ」。あまりに衝撃の“日本語英語”だった。

 5月20日、日本外国特派員協会の会見に出席した、東北福祉大4年生でプロゴルファーの松山英樹(21)。協会側が「時の人」を招いておこなうものだが、会見でゴルフの実力以上に注目されたのはその英語力だった。用意されたカンペに目を落として、たどたどしい英語をしゃべる様子に、会場からは温かい失笑、本人も苦笑い。動揺のあまりか、松山は会見が終わるとカンペを机に残したまま帰ってしまった。

そのカンペには「フレンズ」「ワンス アゲイン」など、驚くような単語にもカタカナでフリガナが。外国人相手の、それも会見となれば、そのカンペもわからなくもないが「早めにアメリカに行きたいという気持ちは強い」と米ツアーへの意欲を見せたゆえ、この英語力で大丈夫なのか心配に。

 会見から3日後、関東大学リーグ戦に部の主将として応援に訪れていた松山を直撃。「先日の英語での会見が話題になっていますが?」と質問したところ「えっ?なに?なに?」。いきなりの取材に戸惑ったのか、困惑した表情がありあり。英語ではなく日本語で話したのだが、最後までこちらの意図をわかってもらえなかった。

「同い年の石川遼は『スピードラーニング』で学び、いまや英語の会見でも通訳なしで話せる。宣伝効果は高いものがあった。同じように松山が教材や英会話学校で話せるようになれば、もとがあの英語力ですから(笑)、石川以上の宣伝効果がある。広告効果は計り知れない。すでに熱視線が送られています」(広告代理店関係者)

 英会話業界の大手からは、「石川は例外的」「二番煎じになってしまう」という声も聞こえた。正式にCM契約を勝ち取るには、石川を上回る成績と注目度を得る必要があるが…。
「所属や用具契約先はいまだ決まっていない。水面下で激しい争奪戦が繰り広げられている証拠です。スター性には欠けるが玄人好みで、実力も十分だ」とは、スポーツ紙のゴルフ担当デスク。将来心配なのは、どうやら英語力だけのようだ。

(週刊FLASH 6月11日号)