国民的キャラクター、キキ役に挑む小芝風花

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宮崎駿監督がアニメ化したことで知られる角野栄子氏の名作を、清水崇監督(「呪怨」シリーズ)が初実写映画化する「魔女の宅急便」のスチール写真が公開された。約500人が参加したオーディションで主人公キキ役を勝ち取った新人女優の小芝風花が、“魔女カラー”である黒のワンピースに身を包み、トレードマークのほうきを片手に凛とした表情を浮かべている。

原作は、1985〜2009年に全6巻が発表された角野氏の同名児童文学(福音館書店刊)。魔女として修業に出た少女が、さまざまな経験を通して成長していく姿を描き、アジアやヨーロッパでも翻訳版が出版されるなど、各国で愛読されている。今作は、「八日目の蝉」で第35回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞し、「おおかみこどもの雨と雪」では細田守監督とともに脚本を執筆した奥寺佐渡子が参加し、実写化に挑む。

小芝は、12年にフジテレビ系で放送されたテレビドラマ「息もできない夏」で、武井咲の妹役で女優デビュー。本作では、清水監督の「キキは野生児っぽい女の子にしたい」という意向通り、キキの実家玄関前で元気でエネルギッシュな姿を見せている。初日の撮影を終えた小芝は、「“魔女の服”を本番で着たのは今日が初めて。“いよいよ始まる!”という感じで、すごくわくわくしました」とニッコリ。そして「撮影はまだまだ続きますが、私らしくキキを演じて、キキと一緒に成長できたらと思っています。とにかく、一生懸命がんばります!」と意欲をのぞかせている。

原作者の角野氏は「風花さんに会って、ひとみの中に強い意志と何か憂いがひそんでいるのを見たとき、この人からどんなキキが生まれてくるかと、心がときめきました。スケートできたえたという体で、どんな飛び方を見せてくれるでしょう。楽しみです」と期待を寄せる。さらに、「『風』という字をすでに持っている風花さん、この『魔女の宅急便』という映画をほうきにして、大きな世界に旅立って下さい」とエールを送っている。

「魔女の宅急便」は、来春に全国で公開。

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