父として息子の成長を語った市川海老蔵

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歌舞伎俳優の市川海老蔵が5月29日、都内で自身の企画公演「市川海老蔵 古典への誘い 〜江戸の華〜」の製作発表会見を行い、「地方に足を運ばせていただき、ひとりでも多くの方に歌舞伎に触れてもらうことが、歌舞伎の未来には必要」と決意表明。3月に生まれた長男・勧玄(かんげん)くんについて、「周りから父の團十郎と同じ香りがすると言われる」と語り、父として息子の成長に目を細める場面もあった。

また、4月から始めた公式ブログに話題が及ぶと「最初は8月に行う自主公演のために、期間限定で始めたものなので、いつやめてもいいなと思っている」。それでも「普段なら接点がない若い世代の人たちと“つながる”ことは、歌舞伎の未来のためになるかもしれない。今後も何となく続けていくのかなって……」と更新を続ける意向。先日、同じ歌舞伎俳優の中村獅童から、ブログ上での“パパラッチぶり”を暴露されたばかりで、「訴えるって? じゃあ、訴えればいい(笑)」と笑い飛ばしていた。

「市川海老蔵 古典への誘い」は伝統芸能をよりわかりやすく楽しんでもらおうと、海老蔵自ら企画し、昨年からスタート。今年は粋で軽妙な曲調が特徴とする“清元”をテーマに、清元のなかでも対照的な「保名」と「お祭り」の2演目を舞う他、海老蔵による口上、清元素演奏の「玉屋」が披露される。

「保名」は「祖父も父もやっている演目」(海老蔵)だといい、「今一度、古典としてきちんと演じさせていただきたい」と抱負のコメント。「お祭り」はかつて團十郎さんの代役を務めた演目で、「1カ月で100回以上やらせていただき、自分の至らなさを感じた。今回は演出を少し変えさせていただき、改めて『お祭り』らしさを追求したい」と話していた。

「市川海老蔵 古典への誘い 〜江戸の華〜」は10月5日から10月31日まで、全国13都市で公演が行われる。

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