あなたの家計簿見せて! ”給料減少時代”の家計診断 (22) 35歳、女性会社員。実家暮らしで月収24万円。マンションを買うか悩んでます

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連載コラム『あなたの家計簿見せて! ”給料減少時代”の家計診断』では、相談者のプロフィールと実際の家計簿をもとに、5人のFPが順番に、相談者の家計に関する悩みについての解決策をアドバイスします。

【相談内容】

ずっと実家暮らしでしたが、そろそろ一人暮らしをしようかと思っているところです。この際思い切ってマンションを買おうかとも思いますが、もしかしたら今後結婚をするかもしれないと思うとなかなか踏み切れません。でもずっと一人かもしれないと思うと、そろそろ老後のお金なども貯めないと、と思っています。今の貯金の上手な生かし方、また、今後のお金についてアドバイスお願いします。

【プロからの回答です】

「マンションを買うかどうか迷っている」とのことですが、家を買うためには「頭金が十分貯まっている」ことに加え、「家族構成が固まっている」ということも大切な条件となります。彩奈さんの場合は、すでにかなり貯蓄があるので頭金は十分に準備できますが、もし今後結婚されたりライフスタイルが変わったりした時に、売却や賃貸に出すなどの必要が出てくるかもしれません。



老後のために必要な金額は、老後期間の総支出から総収入を引くと計算できます。支出とは生活費・住居費・趣味や旅行などのイベント費用・もしもの時のお金などです。そして多くの方にとっては年金や退職金が主な収入となります。



(※詳細は以下をご覧ください)

彩奈さんの現在の家計を見ると、とても堅実に生活されていて、貯蓄も順調に出来ています。これならひとり暮らしもやっていけそうですね。

ひとり暮らしで大きく増えるのが「住居費」「食費」「水道・光熱費」です。住居費は手取り月収の25%以内には抑えたいので、月収24万円の彩奈さんの場合は家賃6万円程度が理想です。またある調査によると、単身世帯の月平均は食費が約4万2千円、水道・光熱費が約1万1千円となっています。「住居費」「食費」「水道・光熱費」を合わせると約11万3千円。現在の彩奈さんの支出が8万円なので、1カ月あたり約3万3千円の支出増となります。さらに、引っ越し費用や敷金・礼金、家具代なども予算に入れておきましょう。

(総務省 平成24年度家計調査報告)

「マンションを買うかどうか迷っている」とのことですが、家を買うためには「頭金が十分貯まっている」ことに加え、「家族構成が固まっている」ということも大切な条件となります。彩奈さんの場合は、すでにかなり貯蓄があるので頭金は十分に準備できますが、もし今後結婚されたりライフスタイルが変わったりした時に、売却や賃貸に出すなどの必要が出てくるかもしれません。とはいえ持ち家があれば老後の住まいを確保でき、安心が得られることは確かです。

ここで持ち家、賃貸それぞれのメリットとデメリットを整理してみましょう。

住宅ローンを完済してしまえば自分の資産となり、毎月の支払いはマンションなら管理費と修繕積立金だけになるというのが持ち家のメリットです。デメリットは、一度購入してしまうと転居が難しく、固定資産税も毎年支払わなければならないということです。

賃貸のメリットは、ライフスタイルや生活のレベルに合わせて住み替えられ、家族構成が変わった場合は引っ越すことができるということ。一方デメリットは、ずっと家賃を支払わなければならず、退職後は住宅費が大きな負担となってしまうことです。

どちらがいいかは考え方次第ですが、思い切ってマンションを買うと決めた場合は、借りる金額を出来るだけ少なくし、退職までに支払いが終わるように住宅ローンを組むことをおすすめします。

老後のために必要な金額は、老後期間の総支出から総収入を引くと計算できます。支出とは生活費・住居費・趣味や旅行などのイベント費用・もしもの時のお金などです。そして多くの方にとっては年金や退職金が主な収入となります。