会見する佐藤健

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俳優の佐藤健が主演する「リアル 完全なる首長竜の日」が、第66回ロカルノ国際映画祭(8月7〜17日)の「Concorso internationaziole」部門に出品されることが5月28日、明らかになった。

佐藤はこの日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で行われた会見に出席し、「とても興奮しています」と喜びのコメント。所属事務所の先輩にあたる福山雅治の主演作「そして父になる」(是枝裕和監督)が、第66回カンヌ映画祭コンペティション部門で審査員賞を受賞したばかりで「先輩の福山さんの映画が、カンヌで賞をお取りになったと聞いて、とてもうれしい。『リアル』も後に続け、というわけではありませんが、作品にかかわったみんなのためにもロカルノで結果を残せたら」と抱負を語った。

世界各国からジャンルを問わず約20の作品が集められる国際コンペティションの部門。会見に同席した黒沢清監督は「海外の皆さんが見たら、どう思うのかとても興味がある。その第一歩として、海外の方が多く集まる今日の会見をいい材料にしたい」と期待を寄せていた。

佐藤演じる主人公・浩市が、脳神経外科医療の一種“センシング”によって、自殺を図りこん睡状態に陥った恋人の淳美(綾瀬はるか)の潜在意識下へダイブし、彼女を救い出そうと奮闘する幻想的なラブストーリー。佐藤は「意識の中は、何をしても“正解”なだけに、俳優としてどんな芝居を選択すべきかとても難しかった」と振り返った。

原作は第9回「このミステリーがすごい!」で大賞を受賞した乾緑郎氏の小説。「どの程度、脚色したのか」の質問に、黒沢監督は「70%くらい変えちゃったかな(笑)」。それでも「センシングという概念や、物語の象徴となる首長竜などは原作にあるもの。もちろん、原作者の方も『映画ですから』と快く脚色を了承してくださった」と説明。また、代表作「回路」(2001)との共通点を指摘され、「確かに若い男女のラブストーリーという点は似ている。僕の映画としては珍しいことで、こういう作品は10年に1回くらいですね」と自己分析していた。

「リアル 完全なる首長竜の日」は6月1日から全国で公開。

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