久々の長編映画が決定したトッド・ヘインズ監督Photo by Slaven Vlasic/Getty Images

写真拡大

鬼才トッド・ヘインズ監督が、ケイト・ブランシェット&ミア・ワシコウスカが共演する「キャロル(Carol)」のメガホンをとることが分かった。ヘインズ監督にとって、2007年の「アイム・ノット・ゼア」以来の長編映画となる。

映画「太陽がいっぱい」の原作者として知られるパトリシア・ハイスミスが、クレア・モーガン名義で1952年に発表した長編レズビアン小説「The Price of Salt」を、フィリス・ナジーが脚色。1950年代のニューヨークを舞台に、デパートで働く20代のテレーズ(ワシコウスカ)と、30代の裕福な人妻キャロル(ブランシェット)との同性愛の関係を描く。

当初メガホンをとる予定だったジョン・クローリー監督(「BOY A」)は、スケジュールの問題で降板していた。プロデューサーのエリザベス・カールセンは、このほど決定したヘインズ監督に「まぎれもなく、もっとも才能のある現役監督のひとりです」と期待を寄せている。

ヘインズ監督は、ボブ・ディランの伝記映画「アイム・ノット・ゼア」で、ブランシェットにゴールデングローブ賞の助演女優賞をもたらした。その後は、ミニシリーズ「ミルドレッド・ピアース 幸せの代償」や、ローラ・ダーン主演のコメディドラマ「Enlightened(原題)」とテレビ作品で手腕を発揮していた。

カールセンとスティーブン・ウーリーのプロデュース陣には、へインズ監督作「ベルベット・ゴールドマイン」と「エデンより彼方に」のプロデューサー、クリスティーン・ベイコンが共同製作として加わった。クランクイン時期は未定。

■関連記事
C・ブランシェット&M・ワシコウスカ、ハイスミス原作映画化でレズカップルに
鬼才トッド・ヘインズ「マイ・モーニング・ジャケット」ライブ映像を監督
ディズニーの実写版「シンデレラ」継母役にケイト・ブランシェット
黒髪のミア・ワシコウスカに見つめられる「イノセント・ガーデン」ポスター公開
米タイム誌が選ぶ「伝記映画のベスト10」