ファイナンシャル・プランナー(FP)に関する資格の取り方

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就職や仕事に役立つ資格は実に多いもの。その中でも今回は、顧客の資金に関するライフプランニングを行う「ファイナンシャル・プランナー」についてご紹介します。受験方法などを知りたい方は是非チェックしてみてください。

■ファイナンシャル・プランナーとは何か?

ファイナンシャル・プランナーとは個人を顧客として、その人の資産状況や収支、負債、家族構成などを確認しながら、将来に向けての住居や教育、老後に関する資金計画やアドバイスを行う職業です。略してFP(エフピー)と呼ばれることもあります。

働き方は主に2通りに分かれます。ひとつは自ら事務所を立ち上げて、顧客の相談にのったり、イベントやセミナーの講師を行ったりする「独立系FP」、もうひとつは銀行や保険会社、不動産仲介業者などに勤務する「企業系FP」です。

■ファイナンシャル・プランナーの資格を習得するには?

ファイナンシャル・プランナーには、国家資格として1〜3級の「ファイナンシャル・プランニング技能士(以下FP技能士)」があります。また、民間資格として日本FP協会が扱っている世界標準資格の「CFP」と、その基礎である「AFP」があります。

AFPになるためには「AFP認定研修」を修了したのちに「AFP資格審査試験」に合格することが求められます。このAFPと同等の資格とされているのが「2級FP技能士」で、FP業務2年以上の経験か、「3級FP技能士」の資格を持つ人が受けられる資格です。

実はAFP資格審査試験は2級FP技能検定を兼ねています。そのため、2級FP技能士の受験資格で受けた方は、あとからAFP認定研修を修了すればAFP認定者になることができます。未経験者であれば研修を受けてAFPに、すでに業務を経験している、もしくはFP3級技能士の資格をとっているという方は、先に2級FP技能士の資格をとってからAFP認定を目指すのも良いでしょう。(内容はいずれも2013年現在のもの)

3級FP技能検定の概要

・試験時期:年3回(1月、5月、9月)

・試験場所:47都道府県

・試験内容:学科試験120分、実技試験60分

2級FP技能検定(AFP資格審査試験を兼ねる)の概要

・試験時期:年3回(1月、5月、9月)

・試験場所:47都道府県

・試験内容:学科試験120分、実技試験90分

1級FP技能検定の概要

・試験時期:年1回(9月)

・試験場所:全国主要都市

・試験内容:実技試験120分

CFP資格審査試験の概要

・試験時期:年2回(6月、11月)

・試験場所:全国主要都市

・試験内容:学科試験240分(120分×2日間)

・日本FP協会 FPの試験情報

CFPの資格試験に合格した方は、1級FP技能士の学科試験が免除されます。FP技能士は生涯有効の資格ですが、「CFP」と「AFP」は2年ごとに更新手続きが必要です。

■ファイナンシャル・プランナーのメリットは?

資格がなければファイナンシャル・プランナーになれないというわけではないので、資格の有無が就職に大きく影響するわけではありません。どれだけ重要視するかは企業によって異なります。業種・職種によっては、資格がない状態で仕事を続けている社員に対して、資格取得をすすめるケースもあるようです。ただし「1級FP技能士」、「CFP」の資格取得者は少なめで、企業では重要視される傾向にあります。

知識や経験は実生活にも役立つものが多いため、仕事で使う機会がなくてもメリットは大きいといえるでしょう。