フィデリティ証券、少額投資非課税制度『NISA(ニーサ)』口座開設の受付開始

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フィデリティ証券はこのほど、2014年1月より導入される「少額投資非課税制度(NISA:ニーサ)」の口座開設の申込み受付を開始した。同社のNISA口座は、口座内でのファンド申込手数料を0%に設定している。

「少額投資非課税制度」とは、証券会社や銀行などの金融機関で、年間100万円まで上場株式や株式投資信託などを購入すると、その配当金や売買益などが5年間非課税となる制度。イギリスのISAをモデルとしており、同国では16歳以上の国民の約45%が利用しているという。

2011年4月5日現在のイギリスのISAにおける保有金融商品の残高は、預貯金が1,912億ポンド(約23兆円、全体の52.2%)、投資信託が1,550ポンド(約18.6兆円、同41.4%)、上場株式が319億ポンド(約3.8兆円、同8.5%)に上る。また、2012年7月末時点のISAでの投資信託残高1,077億ポンド(約12.9兆円)は、イギリス国内の投資信託残高6,121億ポンド(約73.4兆円)の17.6%に相当する。

フィデリティ証券の少額投資非課税制度「NISA」口座は、国内籍公募株式投資信託のみが取り扱い対象となる。口座内におけるファンド買付け手数料は、イギリスのフィデリティが提供するサービスと同じく0%(手数料無料)に設定。また、買付け対象については、NISA用に推奨ファンドを限定せず、同社が取り扱う310本以上の国内籍公募株式投資信託全てを対象とし、投資目的やニーズに応じたファンド選びができるようにしたという。

口座開設の申込受付に併せて、口座開設関連書類「NiSAお申込みキット」をNISA利用対象となる全顧客に配布。同制度の仕組みや制度利用のメリット、フィデリティ証券のサービスを紹介した冊子、約款、申込み用紙などを同封した。申込みキットは、新規顧客に対しても順次送付していく予定。また、専用のフリーダイヤル「NiSAおしえてコール」を4月に開設し、専門の研修を受けたスタッフが各種問い合わせに対応している。

6月からは「NiSA活用法セミナー」を全国各地にて開催。セミナーを通じてNISA利用のメリットや同社のサービスについて訴求し、NISAをきっかけとした新規顧客獲得を狙う。開催場所は、6月が東京、名古屋、大阪、7月が東京、大阪、福岡、札幌、神戸、大宮、横浜となっている。

フィデリティ証券は、英国でのISAサービスにおける経験と実績を活かし、今後は日本でも制度開始をきっかけとしたサービスの拡充や、様々な新規サービスを提供していくとしている。