▲ 猪瀬直樹東京都知事
東京都の猪瀬直樹知事は24日、訪日中の海外メディア7社から、合同取材を受けた。

海外記者らは、東京エリアを中心に、4泊5日の日程で訪れており、スカイツリーなどの観光名所や歌舞伎座のようなレジャースポットを取材。また、漫画喫茶やアイドルカフェなど、小さなスポットも体験取材を敢行。来月あたり、特集コーナーを組んで紹介する。

それら取材先の一つとして、都庁に特別訪問。東京の観光資源や日本で働く外国人の様子をふまえ、知事と語り合った。

▼ 訪れたメディアは…アメリカのTV、アメリカ&中南米のTV、イギリスのWEB、イタリアの雑誌、スイスの新聞、アルゼンチンの雑誌、ブラジルの新聞など



ブラジルの新聞「Jornal Correio de Uberlandia」から、アドリアーナ・オリベイラさん。「ブラジル人は、日本を尊敬している。知性や組織を見ています。また、プレッシャーが掛かった事態での行動もそうです」と語りかけた。

▼ (写真左)ブラジルの記者、アドリアーナ・オリベイラさん



その後、日本で働くブラジル人について質問を投げた。知事は「ブラジルの方々。東京エリアは少ないが、群馬や愛知県が多いと思う。最近では、工場などの生産分野の他に、医療や介護の方面でも活躍されている」と説明した。

よく知られた観光地や日本文化を紹介する以外に「日本独自でユニークな店舗を見てまわっている」と取材陣。前半の日程で、大きく驚いた場所として、新宿・歌舞伎町にある『ロボットレストラン』の名前をあげた。ここは、昨年夏にオープンしたアミューズメントスポットで、総工費100億円をかけたと言われている異空間。そこで行われるショータイム(約60分)を見たそうで「アメージング。でも、かなりクレイジー」と全員が笑いながら、感想を一致させていた。

その感想を聞いて知事は、「私はそのお店は分からないが…」と答えたが「東京に限らず、日本には意外で面白いところがたくさんある。行ってみたら『なるほど』と思う場所がイッパイ見つかる」と返した。

「日本は、ただ面白いだけじゃなくて“人が親切”というところも良いところ。財布を落としても、お金が入ったまま戻ってくることがある」。人の良さも魅力的であるとアピールしていた。

▼ 海外メディア7社から記者8名が訪日。猪瀬知事を中心に記念撮影をした



▼ 「東京は秩序が保たれていて、平穏である。人々も親切だ」と説明。