可能性があふれる旅を予感させるポスタービジュアル

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「この本は僕の人生を変えてしまった」とボブ・ディランに言わしめたビート文学の傑作「路上/オン・ザ・ロード」を、フランシス・フォード・コッポラ(製作総指揮)と「モーターサイクル・ダイアリーズ」のウォルター・サレス(監督)が完全映画化を果たした「オン・ザ・ロード」の予告編とポスターが、このほど公開された。

実在のビート・ジェネレーション作家ジャック・ケルアック(「路上/オン・ザ・ロード」)、アレン・ギンズバーグ(「吠える」)、ウィリアム・バロウズ(「裸のランチ」)をモデルに、駆け出しの作家が既成の社会通念にとらわれずに生きる仲間と出会い、破天荒な旅をする姿を描いた原作は、1950年代アメリカのビート文学の代表作であり、その後“ヒッピーの聖典”となった青春小説の傑作。ミュージシャンのジム・モリソン、ブルース・スプリングスティーン、ニール・ヤングほか、映画人のデニス・ホッパー、ジム・ジャームッシュ、ジョニー・デップらにも大きな影響を与えたことでも知られている。

予告編でも、広大なアメリカを横断する“路上の日々”に出る若者たちの姿が映し出される。「僕にとってかけがえのない人間とは、何よりも狂ったやつら。狂ったように生き、しゃべり、すべてを欲しがるやつら」「ありふれたことは言わない、彼らは、燃えて、燃えて、燃え尽きる。夜を彩る花火のように」とナレーションがオーバーラップする破天荒で刹那的な雰囲気が印象的だ。そして最後に現れる「自由を夢見て、終らない旅へ。」というコピーが、無計画な旅を通して自由と人生の真実を見出そうとする、若者たちの渇望をイメージさせる。

主演は「コントール」のサム・ライリー、「トロン:レガシー」のギャレット・ヘドランド、そして「トワイライト」シリーズのクリステン・スチュワート。エイミー・アダムス、キルスティン・ダンスト、ビゴ・モーテンセンの実力派キャストの出演にも注目だ。8月から全国順次公開。

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