カンヌ受賞で福山らコメント、是枝監督「そして父になる」が審査員賞。

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「第66回カンヌ国際映画祭」の授賞式が5月26日(現地時間)に行われ、日本からコンペティション部門に出品されていた福山雅治主演、是枝裕和監督の「そして父になる」が審査員賞を受賞した。

18日に行われた正式上映でもスタンディングオベーションが鳴りやまず、高い評価を受けていた本作。授賞式では今回の審査員団のスティーブン・スピルバーグ監督をはじめ、ニコール・キッドマン、クリストフ・ヴァルツ、アン・リー監督、さらには日本の河瀬直美監督らが選ぶ審査員賞に輝いた。

是枝監督は壇上で「ここにまた立つチャンスをくれた映画祭と審査員のみなさんに感謝します。一足先に帰った福山さんはじめキャストのみなさん、こられなかったスタッフのみんなとこの賞を分かち合いたいと思います。また非常に個人的な話ですが、今回の父と子どもの話を描くにあたり感謝をのべます。僕を子どもにしてくれたもう亡くなった父親と母親、そして僕を父親にしてくれた妻と娘に感謝します」とスピーチ。

同賞を日本人が受賞するのは、1987年「第40回カンヌ国際映画祭」の三國連太郎監督作品「親鸞 白い道」以来26年ぶり。カンヌのコンペにて日本映画が受賞するのは河瀬直美監督の「殯の森」以来6年ぶりとなる。

各キャストからのメッセージは次の通り。

◎福山雅治
カンヌから帰国後、連日「ガリレオ」の撮影が続いてまして、コメント作成中に寝落ちしてました。スミマセン! 是枝さん、本当に本当におめでとうございます!そしていま改めて、カンヌに連れていっていただけた喜びを実感しています。あの10分を越えるスタンディングオベーションの中で感じた「届いた!」という手応えが、審査員賞という形で監督の元に届けられたことを心から嬉しく思います。是枝監督が日本に戻られたらみんなでお祝いしたいです!この作品に携わった全ての方々、そしてなにより是枝監督、本当におめでとうございます!

◎尾野真千子
是枝監督、関係者の皆様 この度は審査員賞受賞、誠におめでとうございます。この作品に出演できた事を改めて嬉しく思います。また、海外の方々と映画を通して繋がりあえた事がほんとうに嬉しいです。

◎真木よう子
審査員賞の受賞、誠におめでとうございます。是枝監督の作品で、初めてカンヌ国際映画祭へ行けただけでも幸せでした。さらに審査員賞を頂いたという報告を受け、言葉にならず、胸がいっぱいです。紛れもなく、自分もこの作品を作り上げた一員として、世界に評価された事を素直に嬉しく思っております。監督をはじめ、スタッフ、キャストの皆様には感謝と尊敬の気持ちでいっぱいです。改めて、心から。おめでとうございます。

◎リリー・フランキー
是枝監督の真摯な想いが描かれたこの作品が評価されたことを大変うれしく思います。そして、そこに参加できましたことを、とても、誇りに感じます。監督、おめでとうございます。

◎二宮慶多くん(子役)
審査員賞受賞、おめでとうございます。ぼくも、楽しくお仕事ができて、とてもいい思い出になりました。ありがとうございました。

◎黄升火玄(ファンショウゲン)くん(子役)
是枝監督、僕を選んでくれてありがとうございました。福山さんたちと一緒にフランスにも連れていってもらい、目も開けられないくらいたくさんのカメラにビックリしたけどみんなと一緒だったからとても頑張れました。

映画「そして父になる」は10月5日(土)、新宿ピカデリーほか全国ロードショー。