日本のお札は世界で最もキレイなのか?=中国メディアが分析

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【新華網】 紙幣は市場で流通しているため、それほど清潔ではないと言われる。しかし観光で日本に行くと、ガイドは「日本のお札は世界で最もきれいだ」とよく、アピールしている。果たしてこれは本当なのだろうか?
この説はある意味、もっともなものだ。日本の紙幣は印刷に磁石に引き付けられる性質を持つ特殊なインクを使っており、汚れにくい。当然、印刷のコストも高い。日本円のお札は手のひらに入れると、手の温度によって丸まっていく。これも素材の影響だ。日本では多くの人がお札を胸元に入れるが、これは体にいいことだろう。ただ、日本でこうしたことを知っている人は少ない。
日本のお札のインクの成分は偽造防止技術のためのもので、1万円札を手のひらに置くと、縁がそる。日本の自動販売機はお札のこうした特徴を生かし、特別な機器を使ってインクの分布を識別し、額面を識別している。
日本のお札がきれいだということに疑いはないだろう。これはその質と関係があるほか、衛生習慣が良好であることにも起因する。まず、ほとんど全ての日本人が財布を使用し、お札をそろえて入れている。こうすることは金運を向上させるとも言われる。また、日本人は手洗いや消毒の習慣を持つ。入り口に消毒液を置き、人々に使ってもらう公共施設も多い。日本ではハンカチを使う男性も大勢いる。
記者は日本でこれまでにマークなどの書き込みがある、または落書きされたお札を見たことがない。古くともせいぜい、折った後がある程度だ。紙幣を遊びや暇つぶしの道具にするか、あるいはしわくちゃに丸めてポケットに入れるという日本人は少ない。円の回収率は高く、出回ってから2年で回収されるという。
円のお札がきれいなことについて一部の日本人は「訪れたことのある先進国や途上国の紙幣と比べて、円のお札の状態がいいのは確かだ」と話した。ただ、「20年前には円のお札も汚く、しわくちゃだった。社会の発展や人々のマナー向上に伴い、人々が紙幣文化を自然と尊重するようになってきた」との声も聞こえた。
(編集翻訳 恩田有紀)