アーミー・ハマー

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 映画『ソーシャル・ネットワーク』で注目を浴びた俳優のアーミー・ハマーが、初主演映画『ローン・レンジャー』への思いを語った。これまで順風満帆な俳優人生を送ってきたように思われているアーミーだが、両親から勘当同然の扱いを受けていたことがあまり知られていないかもしれない。

 『ソーシャル・ネットワーク』のウィンクルボス兄弟役での成功以降、『J・エドガー』『白雪姫と鏡の女王』と立て続けに話題作に出演し、ついに本作で主演の座をつかんだアーミー。まだ26歳ながら名声を確立し、何不自由なくハリウッドトップスターへの階段を上っている印象もあるが、その俳優人生は幕開けから波乱の連続だった。高校を中退して俳優の道を歩むことにした際は両親や友人から猛反対され、それでも意志を変えなかったことで結局、両親からは勘当同然の扱いを受けたという。

 そのアーミーにとって、俳優としての成功は「自分の選択が間違っていなかった」と信じることのできる唯一の手段。「作品に出演することで、僕は自分が怠けていたから高校を中退したのではないことを周囲に証明してきたんです」と成功の裏にある思いを打ち明けた。

 とりわけ『ローン・レンジャー』は、アーミーの父親がオリジナル・テレビシリーズのファンだったことで思い入れも深い。「小さい頃は父に『アーミー! ローン・レンジャーが始まるぞ』とテレビの前に連れて行かれたり、『キモサベ(劇中で「友」の意)』と呼ばれたりしていましたね」と笑ったアーミーは、出演が決まったときのことを「だから、父はとても喜んでくれましたよ」と振り返る。

 本作でアーミーが演じる検事ジョン・リードは、自らが信じる正義を貫くため、「ローン・レンジャー」となって悪を討つ。かつて自身の父親の憧れだった「ローン・レンジャー」を演じることになったアーミーは、自分が子どもの頃に憧れていたヒーローについて問われると「父親ですね」と即答。一時は断絶状態にあった父親と自分とを結ぶ『ローン・レンジャー』の縁を感じている様子だった。(編集部・福田麗)

映画『ローン・レンジャー』は8月2日より全国公開