感動のフィナーレを迎えた「THE BOOM」の全国ツアー「24」

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ロックバンド「THE BOOM」の全国ツアー「24」が5月25日、沖縄・読谷村文化センター鳳ホールでファイナルを迎えた。1年半ぶりに開催された同ツアーは4月20日、神奈川・横浜BLITZで幕開け。約1カ月間で11カ所12公演を行ってきたフロントマン・宮沢和史が、「THE BOOMの24年間の歩みを表現するような古い曲から、そして新しい曲からも選曲してお届けします」と語った通りのパフォーマンスで、客席を興奮のるつぼへと導いた。

ライブは、「24時間の旅」のイントロが流れた瞬間から客席は総立ち。続く「この街のどこかに」を歌い終えた宮沢は、「沖縄〜! 帰ってきたぞ〜!」と絶叫し、場内を盛り上げる。その後も、「忘んなよ島ぬくとぅ」「情ションガイネ」「ひゃくまんつぶの涙」「ひのもとのうた」と披露されていくごとに、観客のカチャーシーは激しさを増していく。琉球國祭太鼓のエイサー隊総勢16人が参加して演奏された「シンカヌチャー」が始まると、多くのファンが会場の床を踏み鳴らし、ボルテージは最高潮に達した。

また宮沢は、20年前に「島唄」を発表した当時の思いを明かした。沖縄の人々への気遣いや不安、当時はヒットするとは思ってもいなかったこと、想像以上の批判を受けたこと、今もこの曲を歌い続けなければならない理由などを、言葉を選びながら丁寧に説明。そして、新たな気持ちでレコーディングされた「島唄」を熱唱し、場内では涙を流すファンの姿も見られた。

アンコールでは、「人は誰にでもそれぞれの故郷があり、その場所がその人にとって一番大切な場所」というメッセージが込められた「世界でいちばん美しい島」を紹介。客席にいた「くるちの杜プロジェクト」の関係者、「島唄」のビデオクリップの出演した子どもたちがステージに招かれるなか、THE BOOMの大ファンで7月17日に本人名義での初シングル「童神(わらびがみ)」をリリースする島袋寛子も登場し、宮沢とのデュエットを実現させた。

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