ネット証券で、国内現物株に関わる取引・サービスは、通常の現物株売買だけに限らない。たとえば、ディスカウントされた価格で株を購入できる「立会外分売」や、株を保有しているだけで金利がもらえる「貸株」サービスなど。いずれも、投資初級者にとってもそれほどハードルは高くないので、やってみないのはもったいない!

ネット証券によって扱っている取引・サービスには差がある

 ということで、今回取り上げる取引・サービスは、「立会外分売」「IPO」「単元未満株取引」「貸株」の4種類。いずれも総合口座を開設していれば利用できる(申し込みなどは別途必要の場合がある)。

 各社の取り扱い状況は、下の表のとおり。4種類の取引・サービスをすべて利用できるのは、SBI証券とマネックス証券の2社のみで、あとは各社によって利用できるものが異なっている。

 そこで、記事を読んで利用してみたいと思った取引やサービスが、現在口座を開設しているネット証券になければ、他の証券会社にも口座を開いて使い分けることを検討してみてもよいかもしれない。

【図表】国内現物株に関連する取引・サービス

証券会社名 立会外分売 IPO 単元未満
株取引
貸株 その他、備考
安藤証券 × × × 単元未満株は買取・買増請求のみ
エイチ・エス
証券
× × 単元未満株は買取・買増請求、電話での売却のみ
SMBC日興証券(ダイレクトコース) × ○(ミニ株投資) ×
SBI証券 ○(S株) PTS取引(夜間取引)
岡三オンライン証券 × × ×
カブドットコム証券 × ○(プチ株)
GMOクリック
証券
× × 単元未満株は買取請求、売却のみ
東洋証券 × × 単元未満株は買取・買増請求のみ
内藤証券 × × 単元未満株は買取・買増請求、売却のみ
松井証券 ○(預株制度) 単元未満株は売却のみ
マネックス証券 ○(ワン株)
丸三証券 ×
むさし証券 × × 単元未満株は買取・買増請求のみ
ライブスター
証券
× × 単元未満株は売却のみ
楽天証券 × 単元未満株は買取請求のみ

※5月17日現在。「単元未満株取引」で「△」のネット証券は、売却、買取、買増にのみ応じている。

 では、ここからは1つひとつの取引・サービスの概要やメリットを詳しく見ていこう。

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